厚生労働省の調査で、大学を卒業して就職後、3年以内に仕事を辞めた人の割合は31%で、業種別では宿泊業や飲食サービス業で51%ということを、NHKニュースが伝えていました。すみません、厚労省の基礎資料のページを見つけることができませんでした。
教育・学習支援業が49%、生活関連サービス業・娯楽業が45%です。3分の1の人が、さらに業種によっては半数の人が、3年以内に辞めているということです。
従業員に問題があるのか、会社側に問題があるのか。この数字をみると、会社が若手職員を「使い捨てにしているのか」と、疑いたくなります。正規職員といいながら、期限付きのアルバイトと同じです。これは、本人にとっても、社会にとっても、大きな損失です。
一方、離職率が低かったのは、電気・ガスで9%、鉱業・採石業などで14%、製造業が18%です。「やってみたら、合わなかった」ということはあります。