今日は、福島県まで、打ち合わせに行ってきました。官庁は昨日28日が御用納めなのですが、そんなことも言っておられず。地元の職員には、前回の出張の時に、「これで今年は終了。来年もよろしく」と声をかけたのですが(苦笑)。休日に働かせて、ごめん。これで、58日目の出張です。新幹線は、帰省や旅行の親子連れで満員でした。
先日(12月26日)書いたように、原発事故の警戒区域が見直され、3つの区域に分けられます(「基本的考え方」平成23年12月26日原子力災害本部決定)。すると、帰るためのインフラ復旧などの準備や、しばらく帰ることができない人のお世話などの仕事が出てきます。これらを考え、それぞれの担当部局で準備をしてもらわなければなりません。
避難を余儀なくされた地域には、約11万人の方がおられました。汚染度合いによって地域が3つに分けられるとともに、お一人ずつ、一家庭ごとに、事情や判断が違うでしょう。帰還を待つ方の他に、新しい生活を選ばれる方もおられるでしょう。これらにどう応えるか、それを考えます。
他方、復興本部の別の職員たちは、福島県再生のための特別立法を、年末休み返上で検討してくれています。ありがとう。