3県の避難所の環境把握を公表しました。これまで4回は、地方団体の協力を得て当チームの様式で把握していましたが、今回はいくつかの機関の調査結果を、当チームの様式に当てはめて把握しました。地方団体の負担を軽減するためです。環境は順調に改善し、9割の避難所が要支援度Ⅰ(環境がよい避難所)になりました。なおいくつかの避難所が困難を抱えているので、これらの改善を市町村にお願いしています。これから梅雨と夏になるので、暑さ対策やハエや蚊の対策も必要となります。
もちろん、住宅を用意して、避難所を解消することが最優先です。阪神淡路大震災と比べても、避難所におられる人の数は減りつつあります。
市町村の関心は、復旧と復興に向かいつつあります。先週は釜石市で意見を聞きました。17日18日は、宮城県内と岩手県内それぞれ2か所で、復興に向けての問題点などを聞くことにしています。移動距離が長く、結構な強行軍になります。