今日は、自治大学校で、研修専門課程の入校式と校長講話でした。この課程は、県や市町村の職員研修担当者を研修するものです。各自治体とも、職員研修には力を入れています。しかし、どのような研修が効果的かは、難しいです。
研修専門課程では、「何を教えるか」と「どのようにして教えるか」、すなわち内容と方法を、伝授するようにしています。自治大学校がこれまで蓄積したノウハウと、現在試みていることと、そして何を悩んでいるかです。これは、私どもと共通する課題です。
そして最後は、馬を泉に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない、です。自ら学ぶという意欲を、どのように引き出すか。
自治大では、演習を多くすることで、自ら考えることを求めます。また、全国から集まった精鋭が切磋琢磨することで、意欲を高めてもらいます。