7月24日に、内閣府が、「引きこもり調査」結果を公表しました。新聞各紙も伝えていますが、それによると、狭義の引きこもり(自室からほとんど出ない、家から出ない、ふだん家にいるがコンビニなどには出かける)は、全国で24万人。準引きこもり(ふだんは家にいるが、自分の趣味に関する用事の時だけ外出する)が46万人。あわせて、70万人いると推計されます。うち、男性が66%、女性が34%です。別途、厚生労働省による推計は26万人で、引きこもりの人数は、ほぼ一致しています。
なお、対象となる15~39歳人口は3,880万人ですから、2%になります。また、「引きこもりの人たちの気持ちがわかる」という「親和群」は、このほかに155万人、4%います。
あわせて、内閣府は報告書をまとめ、ひきこもりや若年無業者など社会生活が困難な子ども・若者への支援について、地域における具体的な連携の在り方を関係者に提案しています。
このように、内閣府の共生社会政策統括官(局に相当)が、対策を進めています。