3連休

秋の3連休、皆さんは、どうお過ごしでしょうか。東京は2日間は天気が良かったのですが、最後の日は雨でした。私は2日目は外出、最後の日は授業の準備でした。休みが3日あると、いろんなことができて、うれしいですね。
授業は今のところ、地方自治制度の解説です。この分野を網羅的にしゃべるのは、自治大学校の教授だったとき以来です。もう、20年近くも前のことです。
レジュメをつくり、配布資料をつくり、講義ノートをつくりと、結構時間がかかります。地方財政に関しては、しょっちゅう講演をしたり原稿を書いているので、そんなに準備に手間取りません。資料も出来合いのがあるのですが、自治法分野はそうも行かず。近年、制度改正がされたところは、専門書を確認したり、専門家に問い合わせたり。
あまり専門的なことまでしゃべると、大学生には興味ないでしょうし、時間が足らなくなります。そこでいつものことながら、何に重点を置くか、何を切り捨てるかが、問題です。

封筒の封緘と宛名書き

気になるのですが、送っていただいた封筒が、セロテープで封をしてあることがあります。たぶん、糊だけだと、はがれないか心配なのでしょう。でも、糊付けで、十分くっついています。
中には、セロテープの両端が、ご丁寧に封筒の表まで折り返してあるのもあります。さらに大判の封筒だと、ガムテープで封をしてあることがあります。段ボール箱じゃあるまいし、品がないですよね。「げげげ・・」といいながら、はがします。当然、封筒も汚く破れます。それだけで、差出人の品位と趣味を疑ってしまいます。といいつつ、私もかつてはテープを使ったこともあります。反省。
私は、糊付けした後、美術館で買った一字印「緘」を押しています。しゃれたデザインで、ちょっとした遊び心です。×や〆を書くよりきれいです。イギリスで、蝋の封印セット(ろうそくと頭文字Zの真鍮印)を買ってきたのですが、これを使うほどかっこいい手紙を書いたことがないので、使ったことがありません。
封筒を開けるときは、ペーパーナイフか、レターオープナー(というのですかね。封筒に沿って動かすと開封できる小さな文房具)を使っています。ダメなときは、もちろんはさみです。文房具って、機能さえ目的を達せればいい、といえばそれまでですが。皆さんそれなりに、お気に入りの文房具を持っておられるのではないでしょうか。それが、オシャレですよね。ネクタイの柄と同じで。身だしなみの延長と言っていいのでしょう。

ついでに言えば、部下に「これ出しておいてね」というのも、確認しないと恥ずかしいことになる場合がありますよ。封の仕方だけでなく、表書きです。下手な字は仕方ないとしても、住所・肩書き・相手の氏名が、とんでもないバランスで書かれたものも、たくさんいただきます。私は、定例の郵便物以外は、秘書に、封を開けた後、取り出した書類とともに封筒も一緒に渡してもらっています。その宛名書きと差出人の欄を見て、「これ、あの人が自分で書いたんじゃないな」と、推測しています。
きれいな字をさらさら書く人を見ると、うらやましいです。私は、公務員になってから、「パイロットペン習字通信講座」で訓練しました。もっとも、熱心な学生ではありませんでしたが。県庁の課長になったときに、議場や会議室で知事にメモを入れる場合があります。パソコンを使っている場合ではないのです。あまりに下手な字は、知事に申し訳ないと思い、訓練しました。字体だけでなく、封筒の書き方なども教えてもらえます。ところで、公務員試験の科目に、封書の宛名書きを入れてもらえませんかね。

2007.10.06

今日は、第二回目の授業。順調に進んでいます。各自が記載する出席簿では、今日の出席者は51人。前回欠席で、今日から出席した者が、19人。50枚印刷した資料が、2枚残りました???。

ワークライフバランス

21世紀職業財団が、ワーク・ライフ・バランス企業診断・認証事業を始めます。今日の日経新聞に全面広告が出ていたので、ご覧になった方も多いでしょう。ご関心のある方は、アクセスしてみてください。村上理事から、「PRせよ」とのご指示がありました。資料は少し詳しくて、読みにくいですが、そのうちにより簡単な、わかりやすいページもできるでしょう。
「男は仕事、女は家庭」という時代ではありません。夫婦がそのような役割分担を選ぶことは妨げませんが、他人に押しつけないでください。そして、「男は家庭と個人を犠牲にして仕事にすべてを捧げるべきものだ」というのも、本人が選ぶことを否定はしませんが、部下に強要しないでください。そこまでしていながら、一人当たり生産性は、欧米諸国より低いんですから。
世の中の猛烈管理職さんに、よーく反省して欲しいです。上司が変えない限り、部下は変えられませんよ、帰れませんよ。
私も若いときは、「その宗教」の信者でした。職場に泊まり込むことを、自慢していたのですから。反省しています。今は、たぶん内閣府で一番早く退庁している上司だと思います。「上司元気で留守が良い」。さあ、早く帰りましょう。明日の朝、早く出社すればいいのです。

新内閣での再チャレンジ2

今日、「移住・交流推進機構」の設立総会がありました。これは、民間企業・団体と地方自治体がつくった、都市から地方への移住や地方間の交流のための組織・仕組みです。43社・団体と30道県635市町村が参加しています。詳しくは、リンクを張ったHPをご覧ください。再チャレンジ支援が進めている、二地域居住の具体化です。