今日は、慶應大学に、地方自治論の試験の監督に行ってきました。
今回の試験は、記述式3問です。
第1問は、自治の基本を問う問題です。これは、ノートさえしっかり取っておれば、転記で済むものです。
第2問は、普通の教科書にはあまり出てこない、しかし日本国の政治制度を考える際には重要な論点です。私の授業を受けていたら、簡単に書けます。
第3問は、最近のニュースに絡めた問題です。これも授業で取り上げてありますから、それを基に書けます。もっとも、考えを述べなければならないので、頭を使います。
自筆のノート、私が授業で配ったレジュメと資料の持ち込みを許しました。暗記でなく、基本的なことを知っているか、学んだことを基に考えることを試しました。
ほとんどの学生の答案は、A4の答案用紙に、表裏びっしり書かれています。
これから、94人の答案を読んで採点します。これもまた、重労働です。
公共政策論のレポート採点は、68人のほぼ半分まで済ませました。