2007.12.01

今日は、慶応大学での授業。地方財政に入り、今日はミクロの観点から「市の財政」を説明しました。仕組みを聞いてもぴんと来ないでしょうから、いかに関心を持ってもらうかが、技の見せ所です。みんなの暮らしとどう関わっているか、救急車を呼ぶとどれくらいかかるか、どんなところから税金を取っているかなどなど。市の予算書も、実物を見てもらいました。
官庁会計と企業会計の違いを説明したり(公営企業は企業会計ですが)、第三セクターとの関係を説明したり、普通の教科書には出てこないことも。まあ、この分野は私の得意分野なので、しゃべることには事欠きません。でも、現場から離れてかなり時間が経っているので、それなりに努力が必要です。
授業も半分を過ぎたので、レポートの課題を配りました。受け取っていない学生は、来週受け取ってください。