被災自治体での復興事業を進めるため、ほかの自治体からたくさんの職員が応援に入っています。地元の職員だけでは人数も足らず、技術も不足しています。このような「人の応援」も、本格的に行ったのは東日本大震災からです。支援している自治体も、決して職員に余裕があるわけではありません。その中を苦労して、派遣してくださっています。ありがとうございます。被災自治体では、自ら期間付き職員を採用して、不足分を補っています。この人たちなしでは、復興事業は進みません。「職員不足対策の概要」(古くてごめんなさい)。
岩手県が、その実情を知ってもらうビデオを作っています。約3分半です。また、応援職員を紹介するパンフレットもあります。ご覧ください。慣れない場所で、また難しい仕事を担ってもらっています。ありがとうございます。
カテゴリーアーカイブ:このページの歴史
進化するホームページ
お気づきと思いますが、表紙の青色(ティファニーブルー)の面積が狭くなりました。松島社長が、デザインも監修してくださっています。表紙左側に、「私の略歴等」のリンクもできました。右上の「お問い合わせ」も、見やすくなりました。
と書いたら、さらにかっこよくなりました。笛吹きおじさんの背景が、ティファニーブルーになり、隙間がなくなりました。社長、ありがとうございます。(2016年12月5日)
宮城県南部視察
11月7日8日と、宮城県北部沿岸被災地を視察しました。今日は、宮城県南部被災地を視察しました。多賀城市、仙台市、名取市、岩沼市、亘理町、山元町です。
仙台平野は、津波が内陸まで押し寄せ、多くの街並みと工場、田畑を飲み込みました。南北に走る高速道路が盛り土の上だったので、そこを境に内陸部は助かりました。これを機に、いくつかの町では、海沿いの集落が内陸部に移転し、コンパクトな街づくりを目指しました。いろいろと難しいことがあったのですが、一部を除きほぼ完成し、残る地域もめどが立っています。例えば、先週11月22日の福島県沖地震の際、沿岸各市町村が津波避難指示を出しましたが、岩沼市は出しませんでした。沿岸にあった6つの集落はすべて内陸部(玉浦西地区)に移転済み、防潮堤もできています。もう、よほどのことがない限り、津波は怖くないのです。
仙台市は、たくさんの仮設住宅を建て、市民だけでなく市外の被災者も受け入れてくださいました。そこでも、プレハブ仮設はすべて終了し、取り壊しが進んでいます。JR長町駅前東側の仮設住宅団地(仙台駅の一つ南の駅で、新幹線からもよく見えます)も、半分以上が解体されていました。実は解体工事は難しくなく、避難者全員に退去してもらうことが、労力がかかるのです。今年春からは、市役所職員を被災市町村に応援に出していただいています。ありがとうございます。
街づくりに、それぞれに工夫をしておられます。今日は、新しい街並みとともに、新しい工場を見せてもらいました。「ふ~ん」「へ~」と思うことが、たくさんあります。多賀城市の「松島かまぼこ」工場は、見学コースがあります。多賀城駅前の図書館+本屋+スターバックス+レストランは、「多賀城とは思えないしゃれた」ものです(失礼。でも地元の人の言葉です)。(う~ん、全体が一目でわかる資料が見当たりません)。8年ほど前に行ったときは、駅前は再開発中で「えらい田舎だ」と思ったのですが。その他の地域の工夫は、別途紹介します。
市町村長さんたちは、みんな自信を持っておられます。それぞれに、「5年半は長かったけど、早かったですね」と、あの頃を思い出し、お話をしてきました。発災当初に訪問(視察と御用聞き、今後の見通しの意見交換)したころとは、地域も市町村長さんたちも、まったく変わりました。
「明るい公務員講座の連載を読んでますよ。職員に、この通りだと、話しています」と言ってくださる首長さんも・・・。へへへ・・。
浪江町、復興まちづくりURの協力
今日は、浪江町とUR都市機構との協力覚書交換式に行ってきました。浪江町は原発事故で全町避難をしています。来年春に帰還を目指しています。復興拠点を作るに際して、経験と技術力を持つURが支援するのです。
UR(都市再生機構)は独立行政法人で、街づくり・住宅造りの専門家集団です。被災地において、高台移転や公営住宅建設の支援をしてもらっています。市町村役場にはこれだけの大工事をした経験もなく、技術者もいません。被災地でのまちづくりの大きな工事は、その大半をURに応援してもらいました。ありがとうございます。
現在の理事長は、中島正弘・元復興庁事務次官(私の2代前)・前福島復興再生総局事務局長(私の前任者)です。被災地の現状にも詳しく、頼もしい限りです。
復興の状況、国会報告
復興庁が、東日本大震災からの復興の状況を取りまとめ、国会に報告しました。「東日本大震災からの復興の状況に関する報告」です。毎年、この時期にとりまとめて、報告しています。現状がわかりやすく解説されています。また、図表もわかりやすいです。ご利用ください。