カテゴリーアーカイブ:歴史遺産

2009.11.23

2009年11月23日   岡本全勝

日経新聞経済教室「鳩山政権と地方分権改革」、23日は、持田信樹先生の「税・財政論議から逃げるな」でした。先生は、国と地方の税財政制度について、現在の「集権的・融合システム」から「分権的・融合システム」に変えることが、分権改革のゴールであると主張しておられます。登山にたとえれば、現在は五合目であり、
一つ、地方の歳出と税収との乖離を縮小する方向で、地方税を充実確保すること。
二つ、補助金改革は、補助率削減ではなく、根本的に制度面からの仕切り直しを行うこと。
三つ、地方交付税の決定プロセスから恣意性を排除すること、を述べておられます。

日経新聞:鳩山政権での分権改革

2009年11月20日   岡本全勝

20日の日経新聞経済教室は、「鳩山政権と地方分権改革」で、西尾勝先生の「試される政治の本気度」でした。これまでの改革の歩みと、残された課題、そして新政権が取り組むべき事項を整理しておられます。・・・新政権は、政治主導を旗印に掲げている。その限りにおいて、新政権は自公連立政権よりは期待を寄せうる政権である。しかし、いかに政治主導の旗印を高々と掲げたからといって、丹羽委員会の4回の勧告に盛り込まれている事項のすべてを、省庁・官僚機構の抵抗を排して実現することなど、とても望めるものではない。分権改革の推進を求める側は、新政権に対して実現を強く要望する改革事項を明確に選別して臨む必要がある・・・詳しくは、原文をお読みください。

火事の原因調査協力

2009年11月18日   岡本全勝

18日の読売新聞朝刊などに、昨年12月に福島県いわき市の高齢者介護施設で起きた火事の記事が、載っていました。市の消防本部が、火事の原因について、「乾燥機で乾燥させたオイルが染みこんだタオルが、自然発火したと推定される」と発表したものです。
記事の中に、「消防大学校の鑑定で、オイルを60度以上の温度で置いておくと、酸化熱により自然発火することを確認」したと書かれています。乾燥機で70度前後になったタオルを、十分に冷えないまま重ねて置いたので、自然発火したと考えられるのです。
消防大学校にある、消防研究センターの仕事でした。

自動車火災

2009年11月17日   岡本全勝

今日は、消防大学校で、自動車を燃やしました。先日の家屋と同じように、火災原因調査の「実験台」を作るためです11月4日の項)。いつもの燃焼実験棟(巨大な体育館)の中でです。
廃車に仕掛けをして、炎上させます。自動車火災の多くは、エンジンなどの整備不良が原因です。停車中にして、エンジンを回します。そのうちにエンジンが止まり、煙が出て、火が出ます。
アクション映画では、自動車が衝突して、派手に爆発し炎上します。しかし、実際には、爆発もしなければ、燃え上がりもしません。
自動車で燃えるものと言えば、ガソリン、オイル、合成樹脂部品、タイヤです。残りは鉄のかたまりですから。エンジンルームから火が出る場合は、ガソリンやオイルに引火し、合成樹脂、特にバンパーなどに燃え広がります。煙が出て、じわじわと炎が広がります。煙と臭いは、ひどいです。
なぜ、爆発しないか。爆発や炎上するためには、それだけの条件が必要です。多量のガソリンが気化していて、それに引火するとか。でも、自動車は構造上、そうはなっていないのです。その前に、普通の状態では、燃えもしません。そのように作ってあるのです。
焼け焦げた車は、明日、学生によって原因が調べられます。