今日は、昨日に引き続き、参議院復興特別委員会で、総理出席の集中審議でした。昨日今日と、委員会審議を見守りました。私の出番はないのですが、何か支障が生じた時の備えとしてです。
一方、復興本部事務局では、復興特区制度や復興庁法案の検討を急いでいます。各省は、第3次補正予算の内容を、詰めてくれています。
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衆議院復興特別委員会審議
今日は、衆議院復興特別委員会で、6時間にわたり、審議がありました。NHKテレビでも中継されたので、ご覧になった方もおられると思います。
国会は閉会しましたが、「閉会中審査」という制度があります。通常国会や臨時国会が閉会する際に、「国会が開かれていない間も、委員会は審議することができる」と宣言して、行います。今日は、さらに総理大臣が出席する「集中審議」でした。テーマを決めて、行います。今日の場合は、総理のほか復興大臣が最初から最後まで出席し、そのほかは指名された大臣が出席します。
今日は、復興支援のあり方や問題点、復興庁の作り方などについての質疑がありました。明日は、参議院復興特別委員会で、同じく総理出席で集中審議です。
仮設住宅の問題点
街の復興計画、住民の意見集約
市町村では、街の復興計画づくりが進められています。国や県の復興計画は、基本的な方向と使う手法や制度の記述が主です。しかし、市町村では、どの地区をどのように使うかといった地図を作り、それぞれの場所に具体の事業を当てはめなければなりません。その過程で、住民の同意を取り付けなければなりません。特に津波被害を受けた地域は、元の状態に復旧することは、危険なのです。住宅や商店を移転する必要があります。
10月1日の朝日新聞に、鉄道を復旧する際のルート決定に関する記事が出ていました。津波被害を受けない位置に移す方向で、関係者が議論しています。しかし、駅は街の中心となるので、どこに作るかは住民の利害に直ちにつながります。
JR仙石線の東松島市の区間約6キロについては、内陸に移転することで、JR東日本と自治体が合意したとのことです。一方、JR常磐線の宮城県亘理町から福島県新地町の間約18キロの移設は、JRと沿線自治体とは同意しましたが、元の位置で復旧してほしいという住民も多いとのことです。
少し時間がかかりますが、地元で議論していただき、結論を出してもらう必要があります。「国が強力な権限で実行すれば、早く復興できる」といった意見をおっしゃる方もおられます。しかし、住民、自治体、JRを無視して第三者が決めることは、望ましくないでしょう。ご理解いただけると思います。
福島県の復興支援
今日は、復興大臣のお供をして、福島県知事との会談に行ってきました。
ご承知のように、福島県は、地震津波災害に加え、原発事故災害、広い範囲での放射能汚染、さらに風評被害にあっています。一部地域で避難が解除されたとはいえ、まだ帰る見込みの立たない地域があり、広範囲での除染、風評被害からの復興も課題です。
県からは、財政面での支援や法律の特例を求められています。また、県の要望が各省にまたがるので、復興本部が窓口になって取りまとめるようにしています。今日はそれらの課題についての意見交換と、第三次補正予算での支援案について、説明してきました。これから息の長い取組になることも、予想されます。