カテゴリーアーカイブ:歴史遺産

3.11二周年

2013年3月11日   岡本全勝

今日は3月11日、発災から2年です。国立劇場では、政府主催の2周年追悼式が行われました。また、夕方には、総理の記者会見もありました。新聞やテレビは、記念の記事や番組で一杯でした。
NHKはインターネットで、記者の報告を連載しています。
2年前の3月11日を忘れてはなりませんが、私たちの仕事は復興を進め、被災者の生活をできるだけ早く元に戻すことです。
先日からこのページに書いていますが、多くのところで工事が始まっています。また、住宅建設の地区別予定も、示しました。原発被災地での復旧は、遅れています。賠償の支払いを急いでもらい、除染と復旧を進めなければなりません。来年の3月には、「これだけ進みました」とお示しできるように、関係者の協力を得てがんばりましょう。

大震災は日本を変えるか、2

2013年3月9日   岡本全勝

私が「変わらなかった」と主張するのは、次のようなことからです。
現実として、日本社会は変わりませんでした。明治維新や戦後改革のような、社会構造や国民の意識に大きな変化はありませんでした。
一つには、被災地域と人口が限られていたからです。大きな災害でしたが、東北3県の人口は全人口の5.5%でした。
変わったとすると、被災地での絆が強まったとか、ボランティア活動や企業の社会的責任がより認識されるようになったことが、挙げられます。また、防波堤だけでは守ることはできない、自分の命は自分で守る、逃げるということがわかりました。
この災害をきっかけに社会が変わるためには、「変える努力」が必要だと思います。統治者が変わるような革命は、民主主義の日本では想定しにくいです。
しかし、社会がじわじわと変わることはあります。少子高齢化で、家族の形態は変わりました。介護保険で、高齢者の面倒を見る形も変わりました。それらと同じように、ボランティア活動の広がりが日本社会を変えていくでしょう。若い起業家が増えることで、産業や若者の労働観が変わるでしょう。
アメリカで、寄付文化やボランティアが活発なのは、キリスト教文化とともに、ベトナム戦争反対と若者の反乱(カウンター・カルチャー)によって、優秀な若者がエスタブリッシュメントに対抗して新しい生き方を選んだからだと聞いたことがあります。
日本社会を変える。そのためには、「若者の挑戦」が必要です。待っていても、革命は起きません。

大震災は日本を変えるか

2013年3月8日   岡本全勝


今日は放課後に、異業種交流会に行ってきました。世界的な情報企業の幹部(若い日本人)、NPO幹部、日本を代表する新聞社記者です。年代が違い、住む世界が違う人との議論は、勉強になります。ふだん私が考えていることと、全く違ったもの見方や発想があり、考えさせられます。
例えば、「3.11で日本は変わったか」。
彼らは、「変わった」という意見と、「思ったほどには変わらなかった。なぜだろう」という意見でした。
私は、「変わらなかった」派です。日本社会の強靱さ、地域の助け合いなど、変わらなかったことの方が多かったと思います。この項続く5

地区ごとの住宅建築の見込み

2013年3月8日   岡本全勝

昨日紹介した「公営住宅と民間住宅用宅地の建設見込み」について、市町村ごとさらに市町村内の地区ごとの時期と戸数の見込みを公表しました。例えば、宮城県山元町では、平成24年度中に26戸が建ちます(災害公営住宅単独の場合、新山下駅周辺)。ここは4月に入居できます。その後も、次々と完成する様子が見えます。もっとも、表の上段、面整備を行う場合(集団移転する場合)は土地の造成に時間がかかるので、住宅建設は遅れます。