公共インフラの復旧については、事業計画・工程表を公表しています。平成24年度の進捗状況を確認し、見直しをしました。18事業のうち、11事業は目標達成、7事業(一部)が25年度にずれ込むという結果になっています(P6) 。
工程表そのものが、不確かな状況の下で示しているという制約の他、現地の実情で遅れるものもあるようです。関係者の合意形成に時間がかかった例、港湾の岸壁を復旧より他の事業用地に使った例、工事中に不発弾が見つかった例など、予期せぬこともおきます。現場では、関係者ががんばってくれているのですが。やむを得ません。
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衆議院復興特、福島県視察
今日は、衆議院復興特別委員会の現地視察に同行して、福島県いわき市と広野町に行ってきました。いわき市には、双葉郡から2万人を超える人が避難しています。双葉郡内にあった高等学校や養護学校も、一時的に移転しています。
一方、広野町は避難指示が解除されているのですが、まだ住民は戻っていません。生活していくには、インフラが復旧しただけでは不十分で、商業サービス、学校や病院などが必要なのです。
3日連続の出張でした。
多様な主体による復興支援、その2
職員が、早速、多様な主体による復興への取組に係る情報をまとめて掲載してくれました。これで、見やすく、理解しやすくなりました。
推進委員会、宮城県視察
今日は、復興推進委員会のメンバーと一緒に、宮城県に視察に行ってきました。南三陸町の「さんさん商店街」は、土曜日しかもチリから送られたモアイ像の除幕式で、大賑わいでした。きらきらウニ丼と海鮮丼が、お勧めです。
南三陸町では、大震災の体験を話してくださる、語り部によるガイドツアーがあります。町役場の方に聞くと、たくさんのグループ(既に600組以上)が、利用しています。学生たちの研修旅行とともに、企業の職員研修で訪れるグループが多いそうです。広島の原爆学習のように、学びの場として定着してくれるとうれしいです。少し不便ですが、三陸の自然や松島の観光旅行と組み合わせてもらえれば、いろいろと楽しめます。予約を受け付けています。結構、予約で埋まっています。
石巻では、在宅診療を行っている祐ホームクリニックの取り組みと、今後の構想を勉強してきました。医療と介護だけでなく、健康管理や生活サービスまで、在宅で地域や家族をともにお世話しようという試みです。これからの大きな課題への、有力な対策だと思います。
多様な主体による復興支援
復興の現場は被災地であり、主役は被災地の住民や企業です。それを政府(国、県、市町村)が支援します。そのほかに、多様な主体が、関わってくれます。地域コミュニティ、NPOとボランティア、民間企業です。復興庁では、当初から、NPOや企業と連携して復興を支援するように努めてきました。
今日、若手職員と議論して、頭の整理をしました。それらを、どのように政策体系として整理するかです。
多様な主体による復興支援には、次のようなものがあります。
1 それぞれの主体が、自主的に行ってくれるもの。企業の被災地での投資や、NPOの活躍など。
2 それら主体の活動を、政府が支援するもの。補助金であったり、情報提供です。
3 それら主体間の連携を促進するもの。企業のマッチングや、NPOと地域とのつなぎです。
このような視点で、政府以外による復興支援を整理してみようと考えています。
その手始めとして、2月に公表した「地域の取り組み事例」を、「住民一人ひとりが連携し、相互支援・まちづくり・生業・原災復興などに向けた取り組み」と位置づけ、目次を整理して、HPに再掲しました。ありがとう、A君。