カテゴリーアーカイブ:歴史遺産

新しい東北、代表事例集

2015年2月17日   岡本全勝

「新しい東北」先導モデル事例の紹介パンフレットを作りました。「新しい東北」はこの2年間、走りながら考えてきたので、ホームページでの紹介や、説明用の資料しかありませんでした。しかも、手を広げたので、すべてを紹介しようとすると、難しくなります。今回、思い切って焦点を絞り、概要を説明するとともに、代表的な事例を紹介しました。若手職員が、知恵を出してくれました。長い説明より、事例紹介の方が、わかりやすいでしょう。ご覧ください。

福島特措法改正案、国会提出

2015年2月17日   岡本全勝

今日17日、福島特措法改正案を閣議決定し、国会に提出しました。国会提出って、現場を見た人は少ないでしょう、内閣の職員が衆参両院の事務局に届けるのです。朝の閣議で決定して、届けは夕方になりました。
概要」にもあるように、町内復興拠点を作る制度と交付金が主な内容です。福島県の要望を受けたものです。2枚目に、想定している事業か所の地図を付けてあります。大熊町は、町の中心部が当分の間は帰還できない放射線量の高い地区です。そこで、放射線量の低い地域を除染して、復興の拠点となる街をつくろうというものです。町長の考えを基に、関係者が知恵を出しました。
この地区の外れには、東京電力が給食センターを建設中です。旧第一原発では廃炉作業が続いており、今も毎日6千人もの作業員が働いています。しかし、給食設備がなく、コンビニ弁当のような物ですませています。この地に給食センターができれば、もっとよい物を食べてもらえます。このように、大熊町に復興拠点を作ることは、ある程度の需要があるのです。この内容をご理解いただき、法案を通していただいて、建設に着手したいです。

復興工事現場

2015年2月15日   岡本全勝

2月14日の日経新聞夕刊が「震災の教訓、被災地で学ぶ 復興工事や防潮堤建設を見学」を載せていました。高台移転や土地のかさ上げ工事が、いかに大変な工事か。現地をご覧いただくと、実感できます。現地に行けない方は、この記事と写真をご覧ください。現在の日本の技術力と財力があるからできる工事です。また、女川町の工事の進捗状況は、「定点観測」の写真がわかりやすいです。

放射線量地図

2015年2月13日   岡本全勝

2月13日に、原子力規制委員会が、福島第一原発周辺の、平成26年9月時点の放射線量モニタリング地図を公表しました。p4の経年変化をご覧ください。事故から3年半の間に、線量の高いところ(赤や黄色)が、縮小していることがわかります。とはいえ、まだかなりの面積で、残っています。
この地図の数値は、時間当たりで、単位はマイクロシーベルトです。非常に粗い計算ですが、5倍した数字が、年間のミリシーベルトの数字と推計しています。すなわち、時間当たり3.8~9.5マイクロシーベルト(黄色)の地域が、年間20ミリシーベルト以上になります(1日8時間は、屋外でそのまま浴びる。16時間は屋内にいると、遮蔽効果がありその0.4浴びるという計算です。経産省の解説)。
また、空間線量と人体が浴びる線量とは、個人の活動実態によって異なります。先ほどの簡易な推計より、はるかに低いという報告もあります。「人年間追加被ばく量、実測値政府推計の3分の1」(2015年1月28日、福島民報)。
・・政府の推計式は1日のうち屋外に8時間滞在することを想定しているが、実際には同市の児童の場合、4時間以内が平日で97%、休日で85%だった。一律40%と想定する建物の遮蔽率は、空間放射線量が高い地域ほど高い傾向があることも分かった・・