今日5月26日に、復興推進委員会を開きました。議題は2つ、「平成28年度以降の復興事業のあり方について」と「新しい東北の先導モデル事業」です。後期5か年の事業については、3県知事から様々な意見が出されました。3県知事から提出された資料も載せてあります。(2015年5月26日)
朝日新聞の記事、「宮城が被災地負担容認 岩手・福島「全額国費で」 復興費」
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公共インフラの復旧進捗状況
公共インフラの本格復旧・復興の進捗状況を、定期的にパーセントで示しています。道路など14事業23項目です。このたび、平成27年3月末の数字を取りまとめ公表しました。ピンク色が完成済み、青色が着工済みです。
ほとんどの事業が、ほぼ完成に近づいています。時間がかかるのは、防潮堤の新設(海岸事業のうち復興分)、復興道路(道路の新設や改良。復旧は終わっています)などです。
足で取材して書いた復興現場の記事
朝日新聞の連載「けいざい深話。つなぐ復興」は4回連続でした。第1回目宮古市の「チーム漁火(いさりび)」は、すでに紹介しました。
第2回「仕事を取り戻せ、目覚めた若手」は、原発避難区域で操業を再開した、鋳物やさん。
第3回「世界一軽く薄い絹、総がかりで」は、じり貧の絹織物業界の中で、世界最薄の絹の商品化に成功した絹織物やさん。
第4回「福幸商店街、それぞれの決断」は、津波被災地での仮設商店街に入った商店の、本設店舗への移転でした。
マスコミは、「復興が遅れている」とか、とかく批判的な記事を書きがちです。特に、現場を見ずに、東京で書いている記事もあります。それを読んだ読者は、「復興は進んでいないんだ」と思い込みます。そして現場に行ったときに、現実を見て驚きます。
これには、定番の記事に慣れていて、批判的記事を「やっぱり政府はダメだ」と受け入れる国民にも、問題があるのでしょうが。
今回の企画は、現地を歩いて経営者に取材し、客観的・具体的に、復興の現実を書いていただきました。田中美保記者、ありがとうございました。
五百旗頭・前復興推進委員長、5年目の復興の評価
今日5月21日の毎日新聞に、五百旗頭真・前復興推進委員長の岩手県視察結果についての寄稿が、載っていました「三陸復興の3類型 新しいまち創造、始動」。
・・・4月下旬、岩手県の三陸海岸被災地を数日かけて訪ねた。
驚いた。ついにその時が来た。この地域全体がうなりをあげてまちづくり土木工事まっさかりである。こんな広域の国土改造は久しく見たことがない。
復興構想会議議長であった私が、「率直に言って遅すぎる」と時の総理に申し上げたのは、大震災の起こった2011年の秋であった。政変に2、3カ月を空費し、被災地が冬を迎える前に槌音高く再建を始めることは不可能になったとの抗議である。問題は避難所から仮設住宅への移行であり、がれき処理であった。一体いつになれば、本格的なまちの再建が始まるのか・・・
・・・5度目の春の今、ついに本当に春がやってきた。間違いなく新しいまちづくりがスタートしている。それは昨14年に本格化したが、不思議なことにメディアはあまり報道せず、したがって国民的認識になっていない・・・
ありがとうございます。先日の「これまでの総括」(5月12日)でも公表し、このページでもたびたび書いているように、津波被災地域では着実に復興工事が進み、住宅再建の見込みがつきつつあります。ぜひ、原文をお読みください。
被災企業の奮闘、朝日新聞
朝日新聞経済面で、被災した企業の復興への取り組みを紹介する連載が始まりました。5月20日の第1回目は、宮古市の「チーム漁火(いさりび)」です。このホームページでも紹介したことがあります。マスコミでも、しばしば紹介されています。イケメンのイカ王子も有名です。
30~40代の水産加工会社の若手経営者が集まって、得意分野を生かした協業を立ち上げています。ウニ、鰹、鱈、鮭、イクラ、イカとそれぞれの得意分野が違います。しかも魚種によって取れる時期がずれるので、協働するメリットが大きいのです。かつてはライバルでした。でも、それを越えて、加工と営業で協力する道を選びました。災害がなければ、生まれなかった協業です。そして、若手二世を中心とした、新しいことへの挑戦です。
詳しくは、原文をお読みください。復興庁でも挑戦事例を紹介しているのですが、この記事のような「物語」は、わかりやすいですね。ありがとうございます。