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講義など

受講生への連絡

昨年度に引き続き、今年も一橋大学政策大学院で講義をします。内容は、昨年度と同様に「日本行政の成功と失敗」です。骨子は変わりませんが、より、今起こりつつある政治と行政の変化について、具体事例を取り上げて説明します。まずは、三位一体改革を例に取り上げ、日本の政治と行政を分析します(第1章、第2章)。その後、日本の行政の解説に移ります(第3章)。

配付資料
これまでに配付した資料は次の通り(6月29日現在)。
1 レジュメは、p20まで
2 資料は、1-32、2-34、3-8、5-26まで
3 冊子は、4種類。 「地方交付税のあらまし(白表紙)」、「日本の財政を考える(財務省パンフレット)」、「ここまで進んだ小泉改革(内閣府)」、「行政評価」
まだもらってない人は、レジュメと資料は4階の講師控え室(岡本の箱)に置いてあるので、高橋さんに了解を得て複写してください。

講義予定
4月13日 開講、授業計画の説明。第1章 三位一体改革(日本の政治と行政を浮き出させたもの)経過。
4月20日 (続き)何を変えようとしているのか・その1。分権と見えてきた日本のかたち。
4月27日 (続き)なぜ進まないか、なぜ進んだか。中央集権と官僚主導。
5月11日 第2章 何を変えようとしているのか・その2。財政再建と負担を問わなかった日本の民主主義。
5月18日 (続き)日本の財政の仕組み。改善策。
5月25日 第3章 日本行政の成功と失敗(政治と行政を見る視角、政策を問う、私たちの成功)
6月 1日 (続き)私たちの失敗、近年の政治と行政の評価
6月 8日 第4章 行政機構と官僚制(官僚の失敗への批判、日本の公務員制度の特徴)
6月15日 (続き)官僚制の限界
6月22日 (続き)。第5章 政治の役割と行政の役割(統治の機構)
6月29日 (続き)行政改革
7月 6日 (続き)政と官、政治の役割
7月13日 休講
7月20日 第6章 転換の方向。質疑の時間

2006.06.22

今日は、大学院の講義第7回でした。全体で14回の予定なので、折り返しまで来ました。だいたい予定通りです。もっとも、私の意図が受講生に伝わっているかどうかが問題ですよね。あさっての3日は、丹波市議会に呼ばれています。土曜の夜に集まってくださるそうです。(6月1日)
一橋大学政策大学院の授業は、第4章官僚制の問題に入りました。(6月8日)
一橋での授業は10回目になりました。概ね順調に進み、一部順調に遅れて、第5章に入りました。現在の行政を対象にしているので、資料や実例が次々と変わります。資料を最新のものにするのが大変です。

2006.05.25

一橋大学政策大学院での講義は順調に進み、6回目、第3章に入りました。三位一体改革から見た行政の問題点を終え、日本の行政の成功と失敗の総論に入っています。第3章の講義(5月25日、6月1日)は、拙著新地方自治入門-行政の現在と未来」第1章と第6章を読むと、理解しやすいと思います。

2006.05.14

一橋での講義は、4回目まで進みました。受講生は、合計30人になりました。今年の講義は、具体事例として三位一体改革から入りました。昨年は、行政の問題について全体の構図から話したのですが、今年のやり方の方が、受講生にはわかりやすいようです。もっとも、話す私の方は、全体像を念頭に置きながら、しゃべっているのですが。