カテゴリー別アーカイブ: 講義など

講義など

2010.10.23

今日は、日本大学大学院での講義。順調に進んで、もう6回目です。内容の方は、予定通りではありませんが。もっとも、当初の時間配分が、かなり余裕を持たせたものなので、問題はありません。
初めての内容を講義しているので、講義ノートを作っていく際に、事前に考えた骨子とは、密度が変わることがあります。また、講義ノートの分量と、しゃべる時間とは、これまた一致しません。参加者との意見のキャッチボールが始まると、予定より時間がかかります。でも、それは良いことですから。

2010.10.22

20日は、慶応大学での講義。日本経済に占める地方財政の規模や、財政の役割を解説。さらに、地方自治体の収入の概要を説明しました。だんだんと、学問らしくなってきています。

2010.10.16

今日は、日大大学院で講義。すでに5回目で、順調に進んでいます。先週、この20年間の行政改革を目的別・効果別に整理したので、今日は、これらの改革がなぜ進んだか、そして範囲が広がり、目的が広がってきたことを論じました。またこの陰で、たくさんの改革が唱えられながら、なぜ進まなかったか、進んでいないかを分析しました。
それにしても、1週間が経つのは早いです。次の準備に、取りかからなければ。いつも、同じことを言っていますね。苦笑。

2010.10.09

今日は、日大大学院第4回目の講義。順調に進んでいます。今日は、行政改革の歴史と分類を、お話ししました。このホームページにも、「行政改革の分類」に載せてあります。そこに載せた表「行政構造改革の分類」は、私のオリジナルで、他にないと自負しています。もちろん、一人でこれだけの改革実績を整理するのは、限界があります。しかし、近年の歴史を見て全体像を把握するためには、必要な「地図」だと考えています。表は、さらに加工し、差し替えました。
広い範囲でたくさんの項目を載せてあるので、それぞれの改革について説明を始めると、とても時間が足りません。今日は駆け足で、解説しました。
(授業の補足)
授業中に紹介したのは、川喜田二郎著『発想法』(1967年、中公新書)です。私の方法は、「知的生産の技術」「明るい係長講座」中級編p59。

2010.10.06

今日は、慶応大学授業の2回目。100人あまりの学生が、聞いてくれました。授業の内容も、本格的な部分に入り、だんだん調子が出てきました。学生の目を見ていると、「ここは興味を持って聞いているな」ということが、良くわかります。大事な話なのに反応が今一つの場合は、例を入れ替えたりして、もう一度話すようにしています。
学生とも、歯車がかみ合ってきました。笑ってほしいところで、笑ってもらえましたから。もっとも、40歳前後の自治大の研修生を相手にしゃべるのと、20歳の学生さんを相手にしゃべるのでは、勝手が違います。小話をしながらも、「これは20歳の人には受けないなあ・・」と、反省したり。
私にとって人前でしゃべることは、毎回、これまでに得た知識と経験を総動員し、全身全霊を尽くして行う、真剣勝負です。観客の反応を探りつつです。「あれもお話ししたい」「これも教えておきたい」ということが、次々と頭に浮かびます。必要なことはレジュメに書いておきますが、それは市販されている教科書を読んでもらえばよいことです。書かれていないこと、授業ではそれも重要なのです。
今の学生さんは、まじめです。ほとんどの人が居眠りもせず、聞いてくれます。
残念ながら、来週(10月13日)は、本務が外せず、休講にします。今日配った資料は、20日に使うので、持ってきてください。