カテゴリーアーカイブ:災害復興

熊本地震でのNPO

2016年4月26日   岡本全勝

熊本地震でも、救助期から、被災者支援と復旧期に移りつつあります。もっとも今回の地震は、余震が続いていて、本格的に次の段階に移行するめどが立っていません。日本財団が県庁と協力して、「日本財団災害復興支援センター 熊本本部」を立ち上げてくれました。
東日本大震災で経験して驚きましたが、NPO(組織的ボランティア)の行動力には脱帽します。現地での直接支援とともに、どこにどのような要望があるか、誰が何を支援できるか。それがわからない状況の下で、それらのつなぎをしてくれます。全体を仕切れる組織があれば良いのですが、被災地の状況とNPOの性格からして、それは無い物ねだりです。「できる組織から動いてもらう」。それが重要なのです。
また、日本財団は、今回の地震災害における様々な支援活動を行う団体に対して、活動資金の助成をしてくださいます。これもありがたいことです。

復興庁の移転

2016年4月22日   岡本全勝

復興庁では、連休中に事務所の移転を予定しています。赤坂の民間ビルから、霞ヶ関の4号館に移ります。職員が、運ぶ荷物の整理を始めました。
私も、始めなければなりません。棚を見ると、いろいろな資料がたまっています。仕事に直接関係ある資料は、直近のものを除いて、職員に返してあるので、そんなに多くありません。問題は、仕事に関連する資料や記録です。発災以来5年間、この仕事を続けているので、古い資料もあります。なかなか踏ん切りがつかなかったのですが、この際思い切って整理します。といいつつ、そんな時間は取れず、進みませんわ。

民間の力を借りる

2016年4月21日   岡本全勝

今日4月21日の読売新聞解説欄に、震災を体験した行政担当者の声が載っていました。神戸市の桜井誠一さんが、「避難所運営、住民の手で」を述べておられます。私も、桜井さんから、たくさんのことを教えてもらいました。
ここで強調しておられるのは、避難所の運営を住民に担ってもらうことです。そして、企業などの民間の力を借りることです。
・・・行政は民間の力を借りることに消極的だが、すべてはできない。専門家のノウハウを生かしてもらうべきだ・・・
また、受援力が重要なことも、指摘しておられます。このページでもしばしば書いていますが、自治体も消防も応援は得意ですが、受援は慣れていません。
残念ながら、公務員の多くは、これまでの仕事の仕方が染みついていて、「民間の力を借りる」ということが理解できません。やってみたら、「なるほど」と思ってもらえるのですが。

熊本地震、次の仕事

2016年4月19日   岡本全勝

熊本では、余震がまだ続いています。早く収束することを願っています。これも、これまでに経験したことのない地震です。
発災直後の救助や避難者の収容の次に、避難者の生活支援が課題になります。これについては、東日本大震災で貴重な経験を積みました。これが生かされています。また既に、NPOや企業は、支援活動を開始してくださっています。これからも、支援を申し出てくださるNPOや企業も多いです。これらとのつなぎが、次の課題になります。これについても、5年前の経験を生かします。

東北観光振興

2016年4月18日   岡本全勝

全国から、一人置いてきぼりの感がある、東北地方の観光。大臣の肝いりで、有識者による助言をもらいました。「東北観光アドバイザー会議」。提言の概要は資料p2を見てもらうとして。私が要約すると、次のようなものです。
1 雪を東北観光のスターにする。
2 東北のゲートは、仙台空港、函館、成田・羽田。これらを使って、観光客を呼び込む。
3 各県ばらばらでなく、広域的に宣伝する。
4 今年確保した予算を、これらに重点的に投入する。