カテゴリーアーカイブ:災害復興

復興庁の引っ越し

2016年4月28日   岡本全勝

28日が、復興庁の三会堂での執務の最後の日でした。机や機械類は業者が運んでくれるので、番号札を貼り付けました。何人かのお客さんが来られたのですが、番号を振った椅子に座ってもらって、「いや~、引っ越しで・・・」とお詫び。
書類は、各人が段ボール箱に詰め込みます。職員たちが数日前から、それぞれ取りかかっていました。これを機会に、不要なものを処分。といっても、仕事をしながらなので、すべてを箱に入れるわけにはいきません。意外と手間取るのが、文房具などの小物類です。最終日は、大変な作業、騒ぎでした。6時過ぎには、業者が来るので、それまでには片付けなければなりません。私も、5時過ぎには、すべて完了。資料は、2箱でした。
このビルで、5年間執務をしました。発災直後は、総理官邸の向かい、現在の8号館がある場所にあった内閣府庁舎(講堂とプレハブ)でした。6月に坂道を下りて、アメリカ大使館の前にある、この民間ビルに入りました。
それから、仕事がどんどん変わり、任務も拡大しました。それにあわせて、職員の増員をし、執務室の拡大と配置換えをしました。しょっちゅう、机の並び替えと職員の席替えをしていました。これまでにない仕事なので、試行錯誤をくりかえしつつです。
まあ、ダイナミックなものでした。執務室の変遷が、仕事の変化を表しているのですね。現在在籍している職員で、最初から知っているのは、私だけです。いささかの感慨を覚えつつ、放課後の異業種交流会へ出かけました。

現地の課題に対応する交付金の活用

2016年4月27日   岡本全勝

復興庁では、4月26日に、「復興交付金・効果促進事業の活用方策」を公表しました。被災地では、町づくりの工事が進んでいます。すると、次の課題が見えてきます。復興交付金を活用して、これらの課題に対応してもらうべく、活用事例を紹介したものです。例えば、工事車両が通ることで、市町村道が傷みます。その補修経費も、市町村にとっては、バカになりません。現地の要望を拾って、職員たちが知恵を出してくれます。ありがとう。

被災地応援職員の経験が生きる

2016年4月27日   岡本全勝

4月26日の毎日新聞夕刊に「宮城を支援 町職員の経験生きる 熊本・甲佐」が載っていました。
・・熊本地震の被災地で、罹災証明の受け付けや仮設住宅の入居希望調査をいち早く進めている自治体がある。人口約1万1000人の熊本県甲佐町。迅速な対応の中心になっているのは、5年前の東日本大震災で志願して宮城県東松島市へ赴いた職員たちだ。影響を受けた震災未経験の職員らも知恵を絞り、被災者向けの情報を提供する町内限定のFM局を開設した。かつての復興支援で育んだ絆が今、傷付いた小さな町を支えている・・・
詳しくは記事を読んでもらうとして。多くの市町村と職員は、大災害の経験がありません。消防や水道局などは、応援に行った経験はあるのですが、一般職員は被災した経験がないのです。市町村役場で、発災直後に必要なのは、本部機能(情報収集と対応)と避難所運営です。これは、経験があるのとないのとでは、大違いです。今回の熊本地震でも、多くの市町村から応援職員が駆けつけています。きっと、良い経験になると思います。「情けは人のためならず」。このような場合は、「応援は他の自治体のためならず」でしょうか。

経済同友会の復興支援

2016年4月26日   岡本全勝

経済同友会の機関誌「経済同友」4月号が、発行されました。今号は、3月11日に仙台で行われた「東日本大震災追悼シンポジウム」の特集です。私も、基調報告をしました。
何度も書いていますが、大震災での経済界の支援は、これまでにない量と質でした。その一端は「復興が日本を変える」に書きました。ある記者さん曰く、「霞が関で、こんなに経済界とお付き合いのあるのは、監督官庁は別として、珍しいですね」。私も、経済同友会代表幹事、経団連会長と、こんなに親しくなるとは思ってもいませんでした。商工会議所を含め、それぞれの事務局に、感謝します。

被災企業支援

2016年4月26日   岡本全勝

今日、復興庁で、ハンズオン支援事業の成果を公表しました。詳しくは資料を見ていただくとして。例えば、鮭とクリームチーズのスプレッドは、県知事賞をもらいました。
新商品開発や売り込みの、経験やノウハウのない中小企業に、支援に入っています。復興庁の役割は、知恵と応援企業を伝えることです。補助金ではできない支援です。そんなに大きなお金はかかりません。このような支援の仕組みを考えてくれたのは、企業から復興庁に派遣された若手職員たちです。ありがとう。