カテゴリーアーカイブ:災害復興

新大臣が福島へ

2016年8月4日   岡本全勝

昨日8月3日に内閣改造があり、新しい復興大臣をお迎えしました。早速、今朝、福島県知事と意見交換に行かれました。NHKニュース

福島、国と地方の協議会

2016年7月31日   岡本全勝

今日7月31日は、福島市で、国と地方の協議会(原子力災害からの福島復興再生協議会)を開きました。国からは、復興の進捗状況を報告し、県や地元団体からは、問題点や要望をもらいました。復興はまだまだですが、地域ごとの課題や、テーマごとの課題が見えてきて、議論が具体的かつ建設的になってきました。課題が明らかになり、それを誰がどのように対応するのか、そして時期の見通しが立つと、関係者に納得してもらえます。
このような、大臣や知事、市町村長が定期的に会合を重ねることは、重要な意義があります。課題一つひとつで面会していたり、そのたびごとに会議を設営していると、けっこうな手間になります。このように、定例化しておくと、関係者がそれを頭に入れて作業をするので、効率的で合理的です。難しい課題、関係者が複雑な場合には、このような議論の場の設営も重要な「段取り」なのです。そして、この会議は国の責任を表すために、国が設営し福島で開催しています。
資料は、追って復興庁のホームページに載せます。

コミュニティ再建、石巻市の挑戦

2016年7月24日   岡本全勝

津波被害を受けた地域では、集団移転などで、新しい街並みがつくられます。しかし、住宅と道路を造っただけでは、「まち」はできません。コミュニティ、住民のつながりが必要です。
石巻市新蛇田地区は、今回の復興で造られる最も大きな規模の団地の一つです。町内会をつくる試みが行われています(河北新報ニュース)。お隣の東松島市の東矢本駅北地区では、街並みをつくる前に、1年間に130回もの住民の話し合いが持たれました。全員が集まったのではなく、部門ごとにですが。市内6か所の仮設住宅に分かれて住んでいた住民たちが集まったのは、夜、市役所の会議室です。
自治会を、市役所がつくるわけにはいきません。住民たちがつくり、かつ継続させる必要があります。これは、なかなか難しい「行政課題」です。

五百旗頭先生の新著

2016年7月10日   岡本全勝

五百旗頭真先生が、「大災害の時代」(2016年、毎日新聞出版)を、出版されました。毎日新聞に4年間にわたって連載された文章を、まとめたものです。このホームページでも、新聞に載った際に紹介してきました。先生は、阪神・淡路大震災、東日本大震災、そして今度の熊本地震と、3つの大きな震災に、有識者の立場、審議会の会長として参画してこられました。
・・・それぞれの地震を起こしたメカニズムは何か、人々は予期し備えていたか、地震は複合災害化したか、犠牲の特徴は何か、被災者は何に苦しんだか、社会はどう対応したか、政治は何ができ何ができなかったか、そうした検証を通して、来たるべき大災害への備えについて提案しています・・・(先生の挨拶文から引用しました)
現場の状況と行政の対応について検証、現場と理論の両方を踏まえた提言、そして歴史的な分析。大変な力作です。お薦めです。
先生には、復興推進委員会委員長としてだけでなく、さまざまにご指導を賜りました。ありがとうございます。