「歴史遺産」カテゴリーアーカイブ

酔生夢死2

新・酔生夢死」の続きです。古典漢文に詳しい肝冷斎が、酔生夢死を取り上げてくれました。この言葉は、宋の時代、程明道・程伊川による「程氏語録」に出典があります。

雖高才明智、膠於見聞、酔生夢死、不自覚也。
(高才明智といえども、見聞に膠(こう)すれば、酔生夢死して自ら覚らざるなり。)
「きみ、高度な才識を有していても、見聞きした表面的なことに引っ張られているままなら、酔っぱらたり夢見たまま、なんにも気づかずに死んでいくということだぞ」

なので、自分はぼんやりせず、ちゃんと計画性を持って生きている、経営セミナーにもでてるしキャリアも積んでいるという人でも、表面的なことだけでは酔生夢死なんだそうです。なかなか奥深い戒めなのですね。

ところで、肝冷斎日誌、パソコンの調子が悪そうです。表紙が更新されていません。サボっているのかと思ったら、ちゃんと古典漢文解説観タマも記事は載っています。リンクが張れないようです。

(24日朝追記)
と書いたら、23日夜には、パソコンが復旧したようです。良かった良かった。

かんぴんたん

8月19日の肝冷斎雑記「姑少待之(袁氏世範)」の冒頭、挿絵の横に「カエルめ、天の棄てるところとなって、かんぴんたんになるぜ。こんな暑い日に出勤すると」あります。
「かんぴんたん」って、わかりますか。私は知りませんでした。
インターネットで調べると、「三重県の方言で、干からびた状態を表す言葉です。特に、カエルやミミズなどが車に轢かれてぺちゃんこになり、さらに乾燥して干からびてしまった様子を指すことが多いです」とのこと。あの状態ですね。

肝冷斎は、三重県出身か関係があるようです。

元気な肝冷斎

異常に暑い夏が続いています。35度を超えると耐えられません。40度を超えるところが続出しています。伊勢崎市で国内最高気温を更新する41.8度を観測したとのことです。
冷房を入れないと過ごせないし、冷房を続けると体に悪いし・・・。

この暑さの中、肝冷斎は炎天下で活動中です。観タマ。今年は既に100試合見たとか。あわせて、野外活動も。そんなに若くないと思うのに、元気なことですわ。
8月のカレンダーは、国宝の数々です。作成に時間がかかっていると想像されます。
もちろん、毎日の古典漢文解説も、途切れることなく続いています。

インドネシア政府幹部への講義

昨日5月20日は、インドネシア法務省幹部に、日本の地方自治体の職員研修について、講義をしました。法務省がインドネシア国幹部を招いて行っている研修の一コマです。参加者は16人、うち女性は9人です。

市町村職員中央研修所を視察いただき、私が、市町村職員中央研修所を含め、自治体職員研修の全体像を説明しました。通訳を介して1時間ですが、半分を質疑に充てました。たくさん質問が出て、時間を超過しました。満足してもらえたと思います。ちょうど、法令執務の研修をしていたので、その授業風景も見てもらいました。

 

肝冷斎に春が来ました

このホームページでしばしば取り上げている肝冷斎。愛好家もおられると思います。最近の日誌では、私のホームページを取り上げてくれることも多いです。

読書と本の購入は相変わらずのようで、先日は、壁に積みあがっていた書物が大崩れしてひどい目に遭ったそうです。私も、他人のことを笑えませんが。
3月になり、双六付きのカレンダーも新しくなりました。そして、いよいよ野球観戦です。