カテゴリーアーカイブ:災害復興

復興推進会議

2014年1月17日   岡本全勝

今日、官邸で復興推進会議(全閣僚等の会議)を開きました。今回のテーマは、この1年間の取り組みとその成果、もう一つは、平成26年度の取り組み方針です。それぞれ簡潔にまとめてあるので、ご利用ください。津波被災地域では、高台移転などの計画が出そろい、工事が本格化します。原発事故被災地では、区域ごとの方針とそれを進める道具立てが出そろい、早期帰還や長期避難者の生活拠点の整備事業が本格化します。
このほか、定期的に改訂している「復興の現状」(23ページ)、「復興の取り組みと関係諸制度」(83ページ)も、大きく見なおしました。事業が進むと課題も新しくなるので、これまでの資料ではピントがずれるのです。がんばってくれた職員に、お礼を言います。
さて次は、ここに示した施策を、着実に実行することです。もちろん、現場では、さまざまな課題が生まれます。

さりげなく応援

2014年1月14日   岡本全勝

このような、被災地応援もあります。
一月前、12月13日の新聞朝刊に、夜、めがね橋の上を通る列車と、その下の川岸でチェロを演奏する女性を写した広告が載りました。会社の名前だけが書かれていて、他に宣伝もなければ、どこかという場所の説明もありません。
でも、私は見た瞬間に、ぴんときました。「いつも通っている、あの場所だ」と。東北新幹線を降りて、釜石に向かう途中に(2時間半かかります)、いつも休憩する道の駅から見る風景でした。
調べたのですが、ソニーのホームページには出ていません。ようやく、動画を教えてもらいました。この動画の19秒ごろに、出てきます。遠野市宮守にある、宮守川橋梁です。新聞広告では女性演奏者で、それも幻想的でした。

街の賑わいつくり、商店街の整備

2014年1月9日   岡本全勝

復興庁では、今日9日に、「住宅再建・復興まちづくりの加速化措置(第4弾)」を公表しました。
今回のポイントの一つは、商店街の再生です。住宅やインフラの復旧が進むと、街の諸機能が必要となります。住宅と道路が復旧しただけでは、人は暮らしていけないのです。商店や病院など、さまざまなサービスが必要です(もちろんこのほかに、働く場や人と人とのつながりなども必要です)。
これまでは、事業の再開支援や仮設商店が施策の中心でしたが、これからは、商店の本格再開や商店街を作ることが中心になります。そのために、必要な手順を示し、専門家の派遣や補助金も使って、商店街の整備を支援します。この施策作りには、経産省が、汗をかいてくれました。
街全体が流された地域では、街の賑わい再生のために、このような支援も必要です。政府の災害復旧としては、これまでにない施策です。

御用納め、この1年の仕事

2013年12月27日   岡本全勝

今日は多くの役所で、御用納め(仕事納め)でした。復興庁でも、今日で年内の通常業務は終わりです。とはいえ、総理と大臣の現地視察があり、何人かの職員はそちらに同行しました。
私は、留守番で仕事。職員と「良いお年を」と挨拶しながら、「御用納めができるのは、久しぶりだね」と話しました。去年一昨年も、そんな状態では、ありませんでした。もっとも、御用納めの式などはなく、今日の夕方も、私が帰るときには、多くの職員が、いつも通りに、忙しそうに仕事をしていました。
この1年、多くの仕事が進み、また新しい段階に入りました。津波被害地域では、高台移転の計画が全てできて、これから工事が本格化します。原発事故被災地域では、帰還の難易度に応じた区域の再編が行われ、帰還への支援と待つ人への支援の他に、新しい生活を選ぶ人への支援の方針が決まりました。来年は、その実行が本格化します。
そうしてみると、この1年間に、事態はかなり進展しました。もちろん、本格的な工事はこれからで、住宅や町並みの再建までには、まだ2年はかかります。
5年間の予定と実績表」で見ると、津波被害地では大まかに、1年目は応急復旧、2年目は復興まちづくり計画作り、3年目の今年はまちづくりに順次着工をし、4年目となる来年は本格的工事になります。
この1年間、がんばってくれた職員、協力してくださった自治体や企業、NPOの方々に感謝します。また、現地を見て事情を理解して、報道してくださったマスコミの方にも、お礼を申し上げます。そして、今なお不自由な避難生活を送っておられる方に、お見舞いを申し上げるとともに、なるべく早く本格住宅に移ってもらえるように、がんばります。
多くの職場では、明日から1月5日まで、9連休です。皆さんは、どのように過ごしますか。私は、新年を迎える前に、年賀状書きが待っています。