8日の朝日新聞変転経済「金融危機10年」は、1990年代の公的資金投入の経緯です。
銀行の不良債権の存在と、それへの対応の必要性は、早い段階から指摘されていました。しかし、その手始めである住専への6,850億円投入が、大きな議論を招きました。その後遺症もあり、銀行への投入が進みませんでした。記事では、官邸・与党の動きが鈍かったこと、情報が十分開示されなかったこと、所管省が対応をとらなかったことを、指摘しています。
政策変更時や危機対応時の、政治と行政の役割を考える、よい材料です。
行政-行政機構
26日の諮問会議で、公共投資が議論されました。民間議員ペーパー「公共投資改革」のp3に、本四架橋3ルートの交通量(計画と実績対比)のグラフがついています。どの程度すれが生じたか、ご覧ください。