消防研究センターと三菱電機特機システム(株)が共同研究で開発した、消防活動支援ロボットが、TVドラマに「出演」します。
TBS系「ブラッディ・マンデイ シーズン2」という、テロ対策のドラマだそうです。警察特殊部隊の装備品として、3台のロボットが使われます。操縦装置に、消防研究センターと三菱電機特機システムのロゴがついているのだそうです。まずは、第1回(1月23日)です。ご関心ある方は、見てください。
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行政-消防・防災
消防大学校・入校式
昨日は幹部科78人、今日は危険物科34人の、入校式がありました。静かだった学校が、にぎやかになります。来週は、上級幹部科と予防科の学生が、入校していきます。私も、校長講話や地方自治の講義があり、その準備が忙しくなりました。もちろん、通常の管理業務もあります。
校長って、もう少し時間に余裕があると思っていたのですが、なかなかそうはいきませんね。
神戸市出初め式
今日は、神戸市の出初め式に行ってきました。ちびっこ消防隊の演技や、救助訓練、和太鼓に合わせた放水など、見学に来た市民を飽きさせない演出でした。
井戸知事や矢田市長さんとも、久しぶりにお話しすることができました。神戸は17日に、震災から15年を迎えます。私は当時、富山県総務部長でした。中沖知事のお供をして、お見舞いと視察に行きました。倒れたビルや高速道路、悲惨な被災地の状況を見て、いつになったら復旧するのだろうと思ったことを、覚えています。今や、街はすっかりきれいになって、傷跡は見えません。建物やインフラの修復は早かったと、知事からも教えていただきました。
震災を教訓に、国や地方団体での危機管理や震災対策は、大きく進みました。市民の防災意識も、高いです。しかし、住民の3分の1は、震災を知らない人になったそうです。意識の維持が、これからの課題になります。
安全を見越して、前日から神戸に入りました。新幹線とホテルで、自分の時間が持てました。ゆっくりと原稿書きや、考え事の整理ができました。前の職場では、このような時も、自分の時間を持てませんでしたから。
仙台市出初め式
各地で、消防の出初め式が、行われています。私は、消防庁長官の代理で、仙台市出初め式に行ってきました。昨夜の仙台はすごい風で、鉄道に遅れが出るほどでした。出初め式では、はしご乗りが披露されるのですが、強風だと中止になるのです。
今朝は風もおさまり、良い天気でした。それでも、屋外の儀式は、冷えますねえ。消防職員・消防団員などの行進、訓練の紹介などを、見せてもらいました。
消防大学校・警防科卒業式
今日は、警防科の卒業式がありました。2か月の課程を終え、60人の幹部候補が、巣立っていきました。皆さん、感無量らしく、涙腺がゆるみ、うるうる状態でした。平均年齢40歳の「おじさんたち」(失礼)が涙するのですから、我が学校の授業にはそれだけの価値があると、うれしく思っています。
これで、在校生はすべて卒業し、年内の授業は終了です。最盛期は約200人の学生がいたのですが、さみしくなりました。もちろん、1月上旬には、次々と新しい学生が入校してきます。教授陣は、終了した学科の反省会と、次の企画会議に追われています。
午後には、中国の消防幹部の訪問を受けました。消防も、日本が国際協力できる分野です。