連載「明るい公務員講座・中級編」第4回、「事務の管理(1)指示の出し方」が発行されました。課長の仕事のうち、まず、部下の仕事を管理することを解説します。
課長が指示を出し、部下が仕事をします。そして、その結果について、課長は責任を持ちます。部下の仕事の出来が悪いときは、自ら手を入れる必要があります。任せただけではダメなのです。指示と確認、そして添削が、課長の仕事です。指示の出し方の例として、表を作る場合を紹介しました。「臨場感」を出すために、恥ずかしながら、私の手書きの指示を載せました。今回の内容は次の通り。
部下への指示・確認・添削、悪い指示の例、任せる上司は良い上司か、部下の能力に応じた指示、仕事の困難度に応じた指示、ボトムアップ型とトップダウン型、効率的な議会答弁案作成、答弁を読むのは大臣や知事。
カテゴリー別アーカイブ: 明るい公務員講座
明るい公務員講座
明るい公務員講座、単行本作業、2
連載した「明るい公務員講座」を、単行本にする作業を進めています。第2校を、編集長に渡しました。初級編である第1次連載は、合計35回にもなり、大変な分量になっています。編集長と相談の結果、分量をほぼ半分にして、基礎的なものに絞りました。そして、順番を並び替え、冗長な文章を削除したり。最終稿になるには、まだいくつか作業が必要です。(2016年11月6日)
明るい公務員講座・中級編、執筆。2
夕べ3日の夜に、編集長に原稿を電子メールで送りました。昨日書いたように、400字詰め原稿用紙で、45枚にもなる力作です。
すると、今日4日の昼には、ゲラになって返ってきました。きれいな印刷の形でです。私と右筆とが一月近く呻吟した原稿が、半日でゲラになって戻ってくるとは・・。トホホ・・。
昔は、原稿は200字詰めの原稿用紙にペンで書き、郵送しました。その原稿に編集長の朱がびっしり入り、それから活字を組んでもらいました。若い人には想像できないでしょうが、細かい鉛の活字(それは左右が反転している文字です)を並べていくのです。植字工さんの苦労を思うと、原稿用紙のマス目に、一文字一文字を慎重に書いたものです。
今は、執筆もワープロで、届けるのもインターネットです。印刷用の版を組むのもコンピュータで、修正も簡単にできます。かつてに比べ、はるかに効率化され、他方で一文字の重みが軽くなりました。
と、ぼやいている間に、次の締めきりが追いかけてきます。昨日出した分で、記事では3回分です。一月しか、もちません。
明るい公務員講座・中級編、執筆
「明るい公務員講座・中級編」の続き、第3章第2節2「企画と立案」を書き上げました。右筆がかなり加筆をしてくれたので、それを取り入れました。また、その過程で、次々と「これも書いておこう」「若い人たちには参考になるかな」という項目が浮かんできて。
定例事務を処理することや、部下の仕事を管理することだけでなく、事務の改善や新しい課題に取り組むことで、課長の力量が問われます。新しいことに取り組むことは面倒なことも多いですが、課長職の醍醐味でもあります。
400字詰め原稿用紙で、45枚にもなる力作です。これで、記事になる際には、3回分にはなるかな。
明るい公務員講座・中級編、3の2
読者から、お便りをいただきました。自治体の課長さんです。一部改変してあります。
・・・今週の明るい公務員講座「脱皮が必要」は耳が痛かったです。
私は課長3年目で、以前も補佐として2年在席していたので、課内では一番詳しくなりました。ついついプレーヤーとして参戦してしまいます。ヒトを相手にするよりモノを相手にする方が楽で楽しいですから。
今号を読んで”脱皮”すべく頑張ってまいります。まずは我慢することですかね・・・
早く気付いてよかったですね。私も、自分の失敗を反省して、この原稿を書いているのですから。笑いと反省。