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明るい公務員講座

新著の反応4

新著の反応の続きです。
・職場に、背広の胸ポケットにペンを刺す同僚がいるので、「ここを読んだら」と本を渡しました。
・10代の子供に「服装をきちんとしろ」と叱っても、「お父さん、人は外見で判断してはいけないんでしょ」と口答えされて、困っていました。この本を読んでなるほどと思い、「人を外見で判断してはいけないけど、あんたは外見で判断されているんだ」と教えました。
・私の会社(一流企業です)にも、スリッパの職員がいます。困ったものです。特に「ク・・・ス」(商品名)は、やめて欲しいです。本でも名指ししてくれれば良かったのに。
・4月から、新採職員が職場に配属され、私が指導することになりました。本を読みながら、「そうだわ・・・」と勉強しています。
・私の職場を見ても、みんながみんな明るくはないですよ。中年の管理職で、今さら変わらないだろうと思う上司がいます。「この本を読んでください」とも、言えません。
→そうですね。人間の性格は簡単には変わりませんね。でも、少し心がければ、変えることもできます。明るくなれなくても、挨拶とお礼はして欲しいですね。
・たくさん買って、部下に配りました。
→ありがとうございます。

明るい公務員講座・中級編15

『地方行政』連載「明るい公務員講座・中級編」の第15回「交渉(6)情報発信」が発行されました。あなたの課の仕事を、どのようにすれば住民に理解してもらえるか。「世間に知られず、ひっそりと仕事をしている」ことは、市役所では許されません。そんな課は、早晩、行政改革の対象になるでしょう(苦笑)。
駆け出しの課長の下手なことに、マスコミとの付き合いがあります。「どうせ碌なことは書かれない」と、敬遠するのです。しかし、市役所の広報誌は読まれなくても、新聞やテレビのニュースの威力は絶大です。しかも、彼らは知らせるプロで、ただで知らせてくれるのです。
今回書いた内容も、多分これまでの書籍では書かれたことはないでしょう。「キシャコン」って、知っていますか。第一線の記者さんにも、役に立つ記事だと思います。今回の内容は、次の通り。
仕事を知ってもらう、マスコミとの関係、高校生にもわかる説明を、記者懇談会、記者は探知機、勉強になった記者との付き合い、手強いけれど有力な味方。

ある人曰く、「全勝さん。この号も含めて、最近の内容は中級編でなく、上級編ではないですか」。そうですね。でも省庁の幹部や総理秘書官になると、もっと上級編が待っていますよ。

新著の反応3

新著『明るい公務員講座』に、何人かの人から感想をいただきました。いくつかを紹介します。一部改変してあります。
・2冊買って、1冊は自分用に、もう1冊は職場で回覧しています。
・元いた職場の後輩にも「勉強になるから」と、1冊渡しました。
・読み始めたら、止まらなくなりました。
・大事なことが書いてある個所を折ったら、何十個所も出てきて、本の片方だけ分厚くなりました。
・フルート吹いているメモ用紙、おしゃれですね。
・早速、書類を半封筒で整理することにしました。クリアファイルを使っていたのですが、取り出すのが素早くできなかったのです。半封筒ならすぐに出せますね。
・公務員は天職。私にとって、××(この方の職業)は天職です。
・面白くてためになるので、事務所で5冊買いました。
公務員でない方も、読んでくださっているのですね。拙著の最後に「公務員は天職だ」と公務員へのエールを書いたのですが。公務員でない方は、そこを「自分の仕事は天職だ」と読み替えてくださっています。

新著の反応2

私の発言や出版物によく目を通してくださる「読者」が、数人おられます。そして、厳しい意見をくださいます。
ある自治体トップは、2月20日発行の「地方行政」連載「明るい公務員講座・失敗の後始末」について、「今回の記述は、実感がこもっていましたねえ。全勝さんの経験がにじみ出ていました。笑い」と。そうですね、初めてこのようなことを経験したときは、「なんで、私がこんなことをしなければならないんや」と思いましたが、その後「これが仕事や、勉強や」と思うようになりました。
また、「今回は「中級編」ではなく、「上級編」ですね」と言ってくださる人も。確かに、そうですね。

別の方からは、新著『明るい公務員講座』について、「えらく売れているようですよ。アマゾンで、売れ行き上位に入っています」とのこと。うれしいですね。私のこのホームページの読者が買ってくださっているだけでは、ここまで売れませんね。

明るい公務員講座・中級編14

『地方行政』連載「明るい公務員講座・中級編」の第14回「交渉(5)失敗の後始末」が発行されました。庁外との関係で「楽しくない」けれども、重要な仕事があります。その二つ目が、部下や組織の失敗の後始末です。
失敗や不祥事は起きないことが理想ですが、なくなりませんねえ。その際に、どのように後始末をするか。これは組織の幹部としては「必須科目」です。しかし、役所も民間事業所でも、これまで組織的・系統的に教えてもらっていないようです。

有名企業幹部のお詫びの記者会見を見るたびに、「下手やなあ」と思います。
私は若い時から何度も、組織を代表してお詫びの記者会見をしました。最初は下手でした。経験を積み重ねて、上手になりました(と思います)。逃げてはいけません。詳しくは、本文をお読みください。
このような記述が活字になるのは、多分初めてでしょう。評論家は、このような経験がありません。幹部は、こんなことを文章にするのは嫌がるでしょうね。でも、私が経験した中でも、後輩たちに教えたい「重要な事柄」です。そう思って、書きました。
内容は、次の通りです。
失敗が起きた、1上司への報告、2事実の確認、3関係者へのおわびと公表、4再発防止策、5関係者の処分、おわびの仕方・形が大切、おわびの仕方・中身が大切、調査と再発防止、嫌な仕事は課長の仕事、叱ってはいけない。