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講演

関西学院大学東京オフィス開設記念講演会

当日のアンケート結果を、見せていただきました。9割を超える方が、「大変満足」「満足」と答えてくださいました。ありがとうございます。「なんとも言えない」「やや不満」の方も、おられました。その方にはご期待に沿えず、申し訳ありませんでした。「もっと質問を取り上げて欲しかった」という記述もありましたので、以下、意見を書かれた方への回答です。
「聴衆が地方公務員だから、もう少し専門的でもよかった」について。私もそう思ったんですが、最初に挙手をお願いしたら、案外公務員でない方が多かったもので。一方、「交付税制度についてもっと解説して欲しかった」という意見もありました。
「これからの見通しについて、具体的な数字を聞きたかった」について。ええ、私もお話しできれば、お話ししたいのですが。しかしこれから、いくら増税し、いくら歳出を削減するか。その方向を決めるのは、内閣であり国会です(拙著「新地方自治入門」p128、p292)。官僚は、その政治が決めたことを実行する機関です。私が、責任を持って決めることはできないのです。(その代わり、意見を述べたり、案を書いたりして、職責を果たそうとしています。)
「首長や議員は、事業をすることが住民の幸福だと思っている。岡本の意見は通じない」「市民参加を進めることと議員をボランティアにするのが良い」といった意見について。同意見です。そう思って「新地方自治入門」を書いたのですが。私の主張が「常識」になるのには、まだまだ時間がかかりますね。

関西大学出講

10日には、関西大学で「三位一体改革と地方交付税」を講義してきました。100人を超える学生が、聞いてくれました。数人「意識不明=居眠り」がいましたが、その他は私語もなく、熱心でした。学生の皆さん、質問時間をとらなくて、ごめんなさい。でも、「教室の後ろの方に座る」というのは、講師に対して失礼だと思いませんか。来年は、前の方から座ってください。

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(林先生が撮ってくださった授業風景です。
それなら、もっときれいに板書すべきでした。)

関西学院大学東京オフィス開設記念講演会

11月11日に新宿住友ホールで、「地方自治の創造と破壊-地方交付税の来し方行く末」と題して、講演と小西砂千夫先生との対談をしました。当日は雨にもかかわらず、大勢の方が来てくださいました。いろんな方々の前で話すことは、勉強になります(その分、大変ですが)。ありがとうございました。

大学かけ持ち

明日9日は、持田信樹東大教授の研究会で発表。10日は関西大学へ行って、林宏昭関西大学教授の授業へ出講。11日は、新宿で開催される関西学院大学東京オフィス開設記念講演会で、講演と小西砂千夫関西学院大学教授との対談。12日は、愛媛で交付税算定関係者のブロック会議。13日は、東大での授業・・・。ううっ。
でも、ちゃんと本業もやっています。来年度も、交付税算定の改正事項を、たくさん予定しています。ブロック会議では、その見通しをお話しします。

高校での授業

母校奈良女子大学付属中等教育学校で、4年生(高校1年生)に地方行政の授業をしてきました。いやー、難しかったです。生徒の関心がわからず、最初は「居眠りする生徒」が続出。講演会や大学の講義ではないことで、焦りました。もっとも、自分の高校時代を思い出せば、大きな事は言えませんね。
そこで、休憩をとって、話を軌道修正。それからはうまくいきました。さらに、質疑の時間になると、「高度な質問」が次々と。「税金を集めるのと国債で借りるのとでは、どう違うのですか?」「これからの日本の経済成長は?」「地方交付税ってなに?」「タイガース優勝の経済効果ってあるんですか?」などから「給料はいくらですか?」まで。(→高校での授業風景が載っています)
「高度経済成長が終わって、アジアの国々に追い上げられると、これから僕たちはどうすればいいか」を考えてもらえたと思います。勝山先生ありがとうございました。授業で「33333をゲットすると本を進呈」と生徒の皆さんに言いましたが、授業が終わった頃には既に通過していました。ごめん。