「講演」カテゴリーアーカイブ

講演

短い時間で何を伝えるか

今日は、消防大学校の幹部科で、「地方行政」を2時間講義しました。私の得意分野なので、校長になって以来、私が担当しています。問題は、何をしゃべるかです。あなたなら、2時間で何をしゃべりますか。難しいですよね。消防幹部は市町村職員ですから、一通りのことは知っています。すると、何を重点にお話しするかです。かつて、一般市民の方にしゃべったときや、外国の政府関係者にお話ししたときのことを思い出します。重要なのは、多くを切り捨て、理解して欲しいことに焦点を絞ることです。これが、結構難しいのです。
今日は、自分の授業風景を録画してもらい、あとで見ました。自分がしゃべっているのを見るのは、恥ずかしいことです。かつて見た時は、自己嫌悪に陥りました(笑い)。今日、見てみると、昔と違い、ゆっくりしゃべり、聞きやすかったです(自画自賛)。もちろん、反省点も多いですが。結論。私の課題は、何をしゃべるかでなく、何をしゃべらないかです。

大阪大学講演

今日は、大阪大学法学部に、講演に行ってきました。北村亘先生の依頼です。私が最近興味を持っている、「暮らしのリスクと行政の対応」について、お話ししました。具体事例を中心にお話ししたので、約50人の学生さんの反応も良かったです。しゃべっている私の方も、今日は満足しました。もちろん、反省点はいくつもありますが。少し、しゃべる勘が戻ってきたようです。
憲法学の棟居快行教授も、聞いてくださいました。ご挨拶したら、学生時代に福田歓一先生のゼミで一緒だったそうです。私はすっかり忘れていて、失礼しました。棟居先生曰く、「岡本さんは、美少年でしたよ」。うーん、そんな時代もありましたねえ。財政学の齊藤愼先生にも、久しぶりにご挨拶できました。

久しぶりの講演

今日は、午前中に、大学校で講話。夕方からは、日本大学法学部で講演をした後、先生方の研究会に出席しました。「暮らしのリスクと行政」という題で、現在の仕事である消防と、これまで私が経験したあるいは考えてきた「社会のリスクとそれに対して行政はどう対応してきたか」を、お話ししました。この10年間、あるいは阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件(1995年)を含めると15年間で、リスクと考えられる範囲が広がりました。それに対し、行政はかなり対応してきました。具体事例をふんだんに盛り込んで話したので、学生さんの「食いつき」も良かったです。鋭い質問をしてくれた3人の学生さんには、お礼を言います。

8月21日 川崎市役所

今日は午後から、川崎市役所部長研修会に呼んでいただき、講演に行ってきました。内閣府時代に、苦労をかけた北村君(川崎市役所から派遣されていました)が、川崎市役所に帰ったので、「講師で良ければ行くよ」と、約束していたのです。
約100人の職員の方が、熱心に聞いてくださいました。夏休み期間中に、来てくださるので、今日は、ふだんにも増して雑談を入れ、肩のこらない話にしました。2時間も、しゃべるのですし。もっとも、内容はかなり濃いモノだと、自負しています。どこまで伝わったかは、心配ですが。
その際に紹介した「明るい係長講座」、お話しできなかった「お詫びの仕方」は、ここでリンクを張ってあるので、クリックしてください。
さて、平日の講演は、これで、しばらく打ち止めにします。やたらと仕事が舞い込み、お約束しても、行けないことがあるのです。残念ですが、しばらく仕事の様子を見ます。

7月30日 自治大学校

今日の午前中は、自治大学校での講義。「経済財政諮問会議と財政再建」についてです。椎川前校長のご指示で、昨年から出講しています。
諮問会議の機能と日本の財政状況を、いつものように「わかりやすく」しかし「とても大変なこと」を、お話ししたつもりです。
どこまで理解されたでしょうか。話す側の電圧は、必ずしも受け取る側の理解度に比例しないのですよね。わかっていながら、熱が入ってしまって・・・