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講演

関西大学で講義

今日12月2日は、関西大学経済学部に呼んでいただき、講義してきました。毎年一度の講義です。
私が東日本大震災対策で経験したこと、そこで考えたことを元にお話ししました。実務家としての経験を話すことが主眼ですから。
そこから発展して、連載「公共を創る」に書いている、行政だけでなく企業や非営利団体が私たちの暮らしに重要な役割を果たしていることをお話ししました。

大学は、オンライン授業が多くなっているとのことで、参加者は例年より少なめでした。講義後に質問を募ったところ、2人から質問が出ました。その内容が素晴らしく、講義をした甲斐がありました。ありがとう。

自分の講義録画を見る

10月27日に、内閣人事局の幹部候補育成課程研修の録画をしました。幹部候補育成課程中央研修の係長級と課長補佐級です。
映像製作会社で編集をして、できあがったので、事務局の指示により目を通しました。それぞれ75分ほどです。

あらためて自分の語りを見ると、反省することが多いですね。
ふだんは早口なのですが、今回はゆっくり話していて、これは合格。これは気をつけました。考えながら話しているので、間が空きすぎているとこもあります。滑舌の悪いところがあります。話は通じると思うのですが。
下を向いて資料を見ている場面や、手振りの下手なところが目につきます。
NHKのアナウンサーたちが、いかに上手かわかります。

事務局職員からは、「これでよいですよ」と許してもらいました。次回からは、今回の経験を生かして、改善しましょう。

内閣人事局、幹部候補育成課程研修講師

今日27日は、内閣人事局の幹部候補育成課程研修講師に行ってきました。幹部候補育成課程中央研修の係長級と課長補佐級です。オンラインで研修を受けさせるとのことで、それぞれに分けて、録画をしました。

今年度から内容を変えるとのことで、お呼びがかかりました。
私は、幹部に必要な能力とその身に付け方を話すと思っていたのですが、主催者の要望は違っていました。若手職員の不安と不満に答えてほしいとのことです。それで、この夏から人事局と、内容を打ち合わせしてきました。

「どのようにしたら、仕事が片付くか」「どのようにしたら、能力が身につくか」ということとともに、いえそれ以上に「生活と両立しない長時間労働」「取り組んでいる仕事が国家に役に立っているのだろうか」「この仕事で技能が身につくのだろうか」といった不満です。
優秀な学生が官僚を志望しなくなったとか、若手官僚が辞めていくということが報道されています。その原因は、いま述べたような不満と不安にあるのでしょう。そこで、「明るい公務員講座」に書いたような、仕事の悩みの解決方法や、仕事の進め方の術のほかに、彼らの不安と不安について、その背景と対応策を述べてきました。職場の問題は、一人では変えることができませんが、みんなで変えないと進歩はありません。
今回も、私の数々の失敗談を交えてです。さて、受講生には、どのように伝わるでしょうか。

1時間あまりの講義を、午前と午後で2本収録しました。対面講義と違い、録画は気を遣います。いささか、疲れました。

谷公一議員セミナーで講演

今日10月1日は、谷公一衆議院議員のセミナーの講師に呼ばれました。演題は「道半ばの政治主導」です。8月10日の読売新聞に載った私の発言を読まれて、この題で話してほしいとの依頼です。
堅苦しい学問的な話では、聴衆に喜んでもらえないので、いろいろと小話を入れました。また、総理秘書官の経験を基に、総理とはどのような仕事かを話しました。

今日の東京は台風16号の接近で、雨が強かったです。その中を、約100人の方が出席して聞いてくださいました。今日から、コロナの緊急事態宣言が解除されたので、対面形式で行うことができました。何人かは、オンラインで参加でした。
谷先生には、自民党東日本大震災復興加速化本部幹部として、ご指導をいただきました。その昔に、議員が兵庫県庁から自治省に出向していた頃、一緒に仕事をした仲です。もう40年も前の話ですが。