今日10月23日は、ベトナム共産党幹部研修講師に、政策研究大学院大学に行ってきました。幹部の役割を理解してもらうため、東日本大震災での私の体験をお話ししました。
2時間半のうち、30分を質疑にあてました。休み時間にも質問が出るなど、活発かつ良い質問で、充実した研修でした。
ベトナムも日本と同じで、人の名前は姓名の順だそうです。間にミドルネームが入ります。ところが、姓の数が少なく、例えばグエンが4割を占めるとか。姓では識別が難しいので、下の名で呼ぶのだそうです。相手が大臣であっても。
講演
今日10月23日は、ベトナム共産党幹部研修講師に、政策研究大学院大学に行ってきました。幹部の役割を理解してもらうため、東日本大震災での私の体験をお話ししました。
2時間半のうち、30分を質疑にあてました。休み時間にも質問が出るなど、活発かつ良い質問で、充実した研修でした。
ベトナムも日本と同じで、人の名前は姓名の順だそうです。間にミドルネームが入ります。ところが、姓の数が少なく、例えばグエンが4割を占めるとか。姓では識別が難しいので、下の名で呼ぶのだそうです。相手が大臣であっても。
今日10月19日は、東京都立大学法学会記念講演会で話をしてきました。「東日本大震災の対応 ~政府と官僚の力が試された」
法学会は、教員と学生からなる組織のようです。大杉覚先生のお招きです。
法学部なので、このような内容にしました。大震災からすでに13年近くが経ち、学生たちは記憶が薄いと思います。いつものように当時の写真を基に、私たちが取り組んだ仕事、そこで考えた行政のあり方を話してきました。
今日10月18日は、栃木県市町村振興協会主催の管理職研修で、講師を務めてきました。宇都宮市です。
今回は、拙著『明るい公務員講座 管理職のオキテ』の内容とともに、最近考えてきたことを話しました。連載「公共を創る」で説明している、日本の職場の栄光と挫折です。かつてもてはやされた日本の職場が、なぜうまくいかなくなったのか。それは、状況と目標が変わったのに、いまだに大部屋主義と引継書で仕事をしているからです。
若い人に、「先輩の仕事を見て覚えろ」は、通じなくなっています。また、一人に一台パソコンが行き渡り、隣が何をしているかわからなくなって、大部屋の教育能力が落ちました。大部屋主義で育ってきた管理職は、部下への指示の出し方、進行管理が上手ではありません。
市町の幹部(栃木県は村がないので)、50人が熱心に聞いてくださいました。中には、「「明るい公務員講座」を専門誌『地方行政』に連載しているときから読んでました」という方もおられて。役に立っていると、うれしいです。
宇都宮では、路面電車を見てきました。ライトレール、LRTと呼ぶそうですが、路面電車の方が分かるでしょう。格好よくて、乗り心地も良かったです。宇都宮の名物になっているようで、乗客にも線路のそばにも、カメラやスマホを構えた人がおられました。
今日10月5日は、徳島県町村会で講演をました。町村幹部の研修です。管理職の抱える困難を取り上げて、お話ししました。
50人近くの方が、熱心に聞いてくださいました。質疑応答が終わった後も、何人かの方が話しに来てくださいました。
徳島は、公務員になって4か月目に赴任した、実質的に初めての職場です。財政課の末席で、仕事の仕方、県庁の仕組み、社会人としての作法などを教えてもらいました。今から思うと、恥ずかしいくらい世間知らずでした。
その後何度か訪れたことはありますが、しばらくぶりなので、少し町を見てきました。
私の下宿は取り壊されて、分からなくなっていました。市内中心部も、地理的には覚えていましたが、すっかり風景が変わっています。商店街が寂れています。デパートもなくなったとのこと。45年前ですから、当然ですよね。
今日は、国際協力機構(JICA)の「サヘル諸国・周辺国における地方行政能力強化による政府と住民間の信頼醸成」研修の講師に、JICA東京本部(幡ヶ谷)に行ってきました。
サヘルとは、サハラ砂漠南縁部に広がる半乾燥地域で主に西アフリカです。報道では、クーデタが頻発しています。今回の参加国は、 チャド、コートジボワール、マリ 、ブルキナファソ、モーリタニアの5カ国。その地方行政機関・地方政府を監督する中央政府機関職員9人が相手です。ニジェールはクーデターで、参加できなくなったそうです。
資料はフランス語に翻訳してもらい、通訳を通しての講義です。第二外国語はフランス語だったのですが、その後目にすることもなく、すっかり忘れています。
投影資料は写真が主で、骨子に基本的なことを書いて渡してありますから、通じたと思います。質疑応答は、熱心でした。質問は災害復旧に限らず、日本社会などについてと幅広でした。