カテゴリーアーカイブ:連載「公共を創る」

連載執筆状況

2020年5月30日   岡本全勝

連載「公共を創る」の原稿、第3章1(1)「成長から成熟へ」の残りを書き上げ、編集長に提出したのが、5月3日。ゲラにしてもらい、いくつか気づいた点を加筆して、仮誌面ができました。第46回から50回分です。
コロナウイルスの影響で、毎週連載が隔週連載になったこともあり、なんと7月末掲載分までできました。珍しく、余裕綽々です。

つづいて、第3章1(2)「成熟社会の生き方は」の執筆を進めています。
夜の意見交換会がないので、朝早く目が覚めること。休日に出かけることができないこともあり、進みます。
もっとも、今回はさらに扱う範囲が広く、いつものように難渋しています。思いついたことを書き散らかしてあるのですが、並べる順に苦労し、議論の展開を工夫してと。そしてあやふやな点を、書物などに当たって確認するのが一苦労です。常に気にしていた主題なのですが、私の専門でないので。

官僚にも研究者にも、この分野を広く押さえている人は少ないでしょう。この連載の主題は、社会の変化に追いついていない国民の意識と行政です。しかし、それを所管する組織は、ないのです。
私の挑戦は、一人で取り組めるようなものではありません。執筆は、ある程度のところで妥協し、間違いでなければ良しとします。
約3分の1ができたので、右筆さんたちに送って、目を通してもらっています。

連載「公共を創る」第44回

2020年5月28日   岡本全勝

連載「公共を創る 新たな行政の役割」の第44回「日本は大転換期―製造業から情報産業へ」が、発行されました。

前回から、平成時代の変化を説明しています。まず経済についてです。
バブル経済崩壊とその後の「失われた20年」は、景気変動でなく、産業構造と国際環境の変化でした。工場がアジアに移転し、また海外の企業に負けるようになると、地方経済に大きな打撃を与えました。

日本経済が、成長期から成熟期に入ったことを、「昭和の成長を主役として引っ張ってきたが、平成時代になって、権威を落とした三つの業種を挙げよ・・・答えは、百貨店と銀行と官僚」という小話で説明しました。
そして、パソコンとインターネットが、仕事も暮らしも変えました。

連載「公共を創る」第43回

2020年5月15日   岡本全勝

連載「公共を創る 新たな行政の役割」の第43回「日本は大転換期―崩壊したバブルとその後続いた経済停滞」が、発行されました。
前回まで、昭和後期の経済成長による社会の変化を解説しました。今回から、平成時代の変化を議論します。平成はまだ終わったばかりで、その評価は定まっていませんが、無理を承知で話を進めます。

まず、経済です。バブル景気から始まった平成時代は、バブルの崩壊と、その後続いた経済停滞「失われた20年」に苦しみました。
経済成長が鈍化したのではなく、一時はマイナス成長になったのです。その後も、大きな成長はできず、そして世界での地位を落としています。それは、バブル経済の後遺症では説明できません。

ところで、この連載が掲載されている「地方行政」は、毎週月曜と木曜の2回発行されているのですが、コロナウィルスの影響を受けて、週1回の発行になるそうです。私の連載も、毎週木曜日でなく、隔週になるようです。こんなところにも、コロナウィルスの影響は及んでいます。

連載執筆状況

2020年5月3日   岡本全勝

連載「公共を創る」の原稿、第3章1(1)「成長から成熟へ」の残りを、書き上げました。
既に3分の1は記事になりました。次の3分の1はゲラになっていて、5月に掲載される予定です。ということは、今回書き上げた部分は、6月に掲載されます。いつも締めきりに追われているのですが、少々余裕ができました。

今回も、何人もの人にお世話になりました。
富山県の外国人の増加についてはまた富山県庁に、女性の活躍については内閣府の識者にお教えを乞いました。そして、全体を祐筆たちに見てもらいました。感謝です。

幅広い分野のことに言及しているので、文献を確認することに手間がかかります。書斎にあるはずの本が見つからず、図書館は閉まっていて。仕方なく、アマゾンで中古を買ったりしています。でも、すべてに目を通すことは不可能で、読まない本がたまっていきます。

続いて、第3章1(2)「成熟社会の生き方は」に取り組んでいます。素材を並べ、文章にし、どのように並び替えるのがよいか。当初考えた組み立てを、大幅に入れ替えたり。いつものように、苦心しています。

連載「公共を創る」第42回

2020年4月24日   岡本全勝

連載「公共を創る 新たな行政の役割」の第42回「日本は大転換期―経済発展で「一億総中流」の社会に」が、発行されました。

前回に引き続き、昭和後期の社会の変化を、私の体験を元にお話ししています。村の暮らしが、豊かになる前と後でどう変わったかです。この60年間の変化は、私にとっては、ついこの間のことなのですが、若い人にとっては半世紀も前のことです。えらい昔のことだと、思われるでしょうね。

統計数字に続いて、私の体験を書いたのは、その時代を生きた者の「実感」を伝えたかったからです。豊かで便利になっていく実感、さらに豊かで便利になるであろうという期待です。それは、豊かさを実現した社会では、感じることのできない感覚です。そしてこれは、統計では表すことはできません。

私たちより年上、さらに私たちより少し下の世代の人までは、この実感を覚えています。そして、日本が元気で輝いていた時代を。そこからの転換、考え方の転換が遅れているというのが、次の話になります。