カテゴリー別アーカイブ: 連載、明るい公務員講座

連載、明るい公務員講座

連載中級編の準備

連載は初級編35回を書き終えたのですが、編集長にそそのかされて、続編である中級編(管理職編)の準備を始めました。全体の構成をどうするか。これが一番難しいです。書きたいことはいろいろあるのですが、どのように配列するかが難しいのです。書いてみないと、つながりの良さや、分量がわかりません。
既に、章立てをして、節と小見出しも案は作ってあるのですが。実際に文章を書いてみると、分量が多すぎたり少なすぎたりして、すわりが良くないことがあります。小見出しをあっちへ持っていったり、こちらに戻したり。そのたびに、節の名前も変わるし、考えたよい見出しが没になるし。残念ですが、せっかく書いた文章をばっさり削除したり。まあ、それは仕方がないので、ある程度の見込みを立てて、書き始めます。
初級編も、去年の夏に準備を始めたときは、35回も続く連載になるとは思ってもいませんでした。さて、中級編はどうなりますか。

明るい公務員講座第31回

連載「明るい公務員講座」第31回、「家庭はあなたを育てる」が発行されました。先週に引き続き、家庭編の2回目です。
家庭は安らぎの場所ですが、職場とともに、いえ職場以上に思い通りにならないところです。夫婦生活と子育て、そして最近は老親の介護は、職場以上に難しい「人生修養の場」です。それに比べれば、職場の人間関係は楽なものですわ(苦笑)。管理職になる前に、経験しておくと、良いですよ。今回の内容は次の通り。
イクメンの勧め、介護はもっと大変、仕事を支える家庭、家庭もあなたを育てる場、人生は夫婦でつくるもの。

読者からの反応です。
Aさん この通りですね。毎回勉強になります。でも、こんなことを書くことができるのは、全勝さんだけですね。
Bさん 全勝さんはいつも「美人のキョーコさん」と言っていますが、私は妻に向かって「美人の××子さん」とは言えません。

Bさんへ、一度言えば、やみつきになりますよ。繰り返し言っているうちに、習慣になりますわ。

明るい公務員講座第30回

連載「明るい公務員講座」第30回、「家庭は二人でつくる安心の場」が発行されました。第2章自分を磨こう、4「人生に貴賤はある―生き様」の3回目です。今回と次回は、家庭についてです。
職場で元気に仕事ができるのも、家庭があってのことです。しかし、結婚して同じ家に住んでいるだけは、夫婦にはなれません。お互いの努力が必要です。
そして、職場の論理と家庭の論理は違います。意見が違った場合、職場では議論をして、そして最後は上司が決めます。ところが、夫婦の間で、明日の朝食が何が良いかは、とことん議論をして採決を取る話ではありません。相手の気持ちを察して、そして折り合う。まあ、通常は妻の意見を尊重します(苦笑)。最後は「俺のいうことを聞け」と言える職場と、それが言えない家庭。どちらが難しいかわかりますよね。34年間、夫婦をやってきた経験者の体験談です。内容は次の通り。
家庭はつくるもの、職場よりも難しい、愛は冷める、毎日の手入れが必要、ありがとうと言おう。

明るい公務員講座第29回

連載「明るい公務員講座」第29回、「職場の生き様(2)習慣は変えることができる」が発行されました。第2章自分を磨こう、4「人生に貴賤はある―生き様」の2回目です。連載ではこれまで、良い公務員になるための秘訣を書いてきましたが、いつもそのように進むとは限りません。病気やケガもあり、誘惑や落とし穴も待っています。その際に、どのように振る舞うか。そこで、あなたの器量が試されます。今回の内容は、次の通り。
誘惑に負けるな、病気とけが、出世しよう、鏡に映った自分を見る、習慣は変えることができる、仕事が顔を作る。
読者からは、「習慣は変えることができる」に同感である、との反応がありました。また、先日お会いしたある市長は、「全勝さん、あの連載読んでいますよ」「表題と今日の教訓を読むと、だいたいのことがわかりますね」とほめていただきました。

連載執筆、第2章完結

連載「明るい公務員講座」の第2章第4節4「人生は最大の企画」を書き上げました。先日、原稿に右筆が手を入れてくれたので、それを参考にもう一度読み直し、手を入れました。なかなか時間がとれないので、早起きしてせっせと頑張りました。自分で自分を褒めてやりたい(苦笑)。
1万2千字、400字詰め原稿用紙では30枚、印刷にすると7~8ページでしょうか。活字になるのは、9月ですね。
これで第2章が終わり、初級編は完結です。昨年の夏から取りかかり、約1年かかりました。よく書き続けたものです。当初は2~3か月で終わると思っていたのですが。でも、まだ書き残したことがあります。管理職の心得は、中級編に先送りしてあるのです。