「身の回りのこと」カテゴリーアーカイブ

本を増やさない2

本を増やさない」の続き、その後の経過報告です。
キョーコさんが崩してくれた本の山から発掘された本の中に、読みたい本がたくさん出てきます。それを、順次読んでいます。これで満足しておれば、新しい本を買わずにすむのですが(前もって笑い)。

1 本屋に行かない決心は、守れません。書評欄や広告で、面白そうな本が載っていると、見たくなります。
2 ある本を読んでいて、関係する本が紹介されていると、読みたくなります。アマゾンで、簡単に取り寄せられます。これも、くせ者です。かつてなら、古本屋をはしごして探す必要があったのに、すぐに手に入ります。
3 いただき物の本が届きます。交遊が広がり、いろんな方から送ってもらいます。ありがたいことです。すぐに読んで、感想を送らなければならないのですが、全部に目を通すことはできません。いただいたお礼を述べたあと、積ん読になるのもあります。すんまへん。

「本を増やさない」を読んだ肝冷斎から、次のような趣旨のぼやきがありました。
・・・中国古典の続きを探そうと本の山を崩してしまい、大混乱になっています。そのおかげで、同じ本がいくつか見つかりました。しかも先に古本屋で安く買ったのを、新刊を定価通り買ったのがあるのです。ほんとうに情けなくなりますよね・・・

でも、まったく同情せず。
写真も送ってもらったのですが、彼の名誉のために転載しません。もっとも、以前に載せました。この状態よりさらにひどくなっています。

夏椿の異変

わが家の玄関脇の夏椿についてです。去年の春に植え替えました。その後、順調に育ち、今年も元気よく花を咲かせてくれました。
ところが1か月ほど前から、いくつかの葉っぱに、茶色い枯れが目立つようになりました。一つの葉が全面的に枯れるのではなく、部分的にです。しかも、何もない枝と、枯れた葉が目立つ枝があります。
お向かいの園芸のお師匠様に相談しましたが、「病気でもなさそうだし」と原因不明です。

そこで思い出して、買った植木屋さんに相談しました。インターネットで買った、九州の植木屋さんです。その際に「何でも相談してください」とのことだったので、写真を数枚付けて、電子メールで相談しました。
回答は、「昨年も同様な症状が合った場合は、まだ植え付け2年目であることから、根がしっかり張っておらず水がうまく吸い上げられていない可能性があります。また、枯れているのが上部やサイド部分であることから、葉焼けを起こしているのかもしれません。夏場は葉焼けを起こしやすくなりますが、しっかりと根付くと葉焼けも落ち着きます」とのこと。
さらに詳しい対処方法も教えてもらいました。専門家に見てもらったのですから、安心です。便利なものですね。

玄関脇の小さな土地、下水管も埋設されているので、根を張るのも難しいのだと思います。水やりを怠らず、様子を見ることにします。

本を増やさない

「本が増えて困っています」と、何度かこのホームページに書きました。これも、このホームページ定番のぼやきです。進歩がないですね。というか、本を貯める人の多くは、それを楽しんでいます。

現役時代は、「公務員を退職したら、読まないであろう本を整理しよう」と思っていたのですが。なかなかその気になりません。
最近は、読んだ本で二度と読まないであろう本、本棚を見てもう読まないであろう本を、知人に持って行って処分してもらっています。持ち込まれた方は、迷惑でしょうが。自分では捨てられないので、その人に処分を委託しているようなものです。古本屋に持って行けばよいと思うのですが。

最近、心を入れ替えました。このままでは、状況は改善しません。
まずは、新しく増やさないことです。ということで、本屋に行く回数を減らしました。次に、本屋に行っても、ほしいと思った本を買わない。これはつらいことです。本に手を出した岡本全勝Aの後ろから、岡本全勝Bが「これを買って、すぐに読むか?」と質問するのです。

新しく買わない代わりに、積んである本の山から、読む本を発掘しています。それぞれに興味を持ったから買ったので、思い入れはあります。もっとも、「こんな本も買ったんだ」と疑問に思う本もあります。同じ本が2冊出てきたり、同じような本が出てくると、落ち込みます。

キョーコさんが、しょっちゅう部屋の中を掃除してくれます。本の山の間にほこりが溜まっているとのことで、山を動かして掃除してくれます。その際に、山が崩れたりして、背表紙が見えなかった本が発見されるのです。布団に入る前に、それらの中から気分に合った本を選んで読んでいます。
残念ながら、この程度の努力では、本の山は減りません。

今年も出ました、カエル

毎年この時期になると出てくるご近所のカエル。日経新聞夕刊コラムにも登場しました。今年も出ました。

先日の雨の朝、玄関に出たキョーコさんが、大きな声で呼びます。出ていくと、道路に面したわが家の塀の下で、小さなカエルが先に進めず困っています。
いつものカエルのように土色ですが、違うのは大きさです。手指の爪ほどの大きさです。今年生まれたばかりでしょうか。
たぶんお向かいの庭から、道路を横切ってきたのでしょう。やさしく捕まえて、実家に帰ってもらいました。

建て替えられる建物、5

建て替えられる建物、4」の続きです。

平成6年(1994年)、39歳で富山県庁に赴任しました。鉄筋コンクリート造りの集合住宅の宿舎に入りました。かなり老朽化していました。これも取り壊されたようです。
43歳で東京に戻り、新宿高田馬場(大久保)の公務員宿舎に入りました。これは建ったばかりできれいでした。もちろん今も健在です。

平成17年(2005年)、50歳で杉並区高円寺に家を建てました。土地を買いました。古い家が建っていましたが、取り壊して新築しました。そこに住んで、15年余りになります。建てる際に、工務店に「100年持つ家を作って下さい」とお願いしました。「大丈夫ですよ」と言ってくださいました。

こうしてみると、30年以上前に住んだ住宅は、すべてなくなっています。木造でも古いものは残り、新しいものの方が建て替えられています。鉄筋コンクリート造りは、劣化が目立ちますよね。平均寿命は30年あまりと聞いたことがあります。
外国の石造りやレンガ造りは、長持ちしています。全てではないでしょうが。

この連載は、読者に興味を持ってもらえたようです。皆さんには、昔話なのでしょうね。例えば40年前のことだと、私が20歳、昭和50年(1975年)に引き直すと、昭和10年(1035年)のことになります。戦前で、古い昔のことです。
「利用した食堂や本屋についても書いてください」との要望もいただきました。しばらく考えますわ。