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生き様-新居顛末記

屋根修理詐欺に

報道で聞いてはいましたが、屋根修理の詐欺に引っかかりそうになりました。
先日、早く帰ったので、お酒を飲みながら晩ご飯を食べていました。玄関のインターホンが鳴って、キョーコさんが出ました。「近所で工事をしている者ですが、奥さんにぜひ伝えたいことがあって」と。
で、私が出ていきました。工事現場風の若い兄さんがいて、「近所で工事をしていたのですが、屋上から見ていると、お宅の屋根が壊れていますよ」と。
「どこで工事しているの?」と聞くと、「近所の屋上です」とのこと。最近工事をしているのは山口さんくらいなので、「山口さんところですか」と聞くと、「大家さんの名前まで知らないのですが」とのこと。しかし、山口さん宅も屋根までは工事していないし、そこから私の家の屋根は見えないはずだしなあ。

「屋根の釘が抜けて、風が吹くと屋根瓦がめくれています」とのこと。「下から見えますか」と聞くと、「3階の屋根ですからねえ」と言いつつ、二人で少し離れたところまで移動しました。
「どこですか」と聞くと「てっぺんの左から奥に、3本釘が抜けて出ているでしょう」と言います。言われてみるとそのようにも。
「梅雨時ですから、早く工事をしないと。屋根屋さんも、なかなか来ないし」と。私は「ありがとう、親切に。うちは建てた工務店に見てもらっているので、すぐに電話するわ」と終わりました。

直ちに工務店に電話して、担当のTさんに説明を始めたら、まじめに聞いてくれません。
「本当に釘が抜けていますか。あそこはねじで留めてあるので、抜けないのですよね。ふふふ」「最近、この手の詐欺が多くて。今度近くを通ったときに見ておきますよ」で、ようやく詐欺に気がつきました。近所で屋上工事をしていないことで、気がつくべきでした。
引っかかりそうになった自分が、腹立たしいです。相手の兄ちゃんも「失敗したなあ」と思っているでしょうが。

夏椿が咲きました

今日6月6日に、関東地方は梅雨入りしたそうです。
夕方、家に帰ると、玄関横の夏椿が3輪、花を咲かせていました。白い清楚な花です。雨に打たれて、花は下を向いていました。
水やりを欠かしていないので、この3代目の木は元気です。
夏椿の根元にいたあのカエル、その後何度かその場所で見たのですが、最近は見ません。

去年の開花は、5月30日でした。なお、毎年元気よく茂る椿の剪定は、5月22日にすませました。

今年はわが家にカエル

このホームページでも毎年のように登場し、日経新聞夕刊コラムにも書いた、近所のカエル。今年は遂に、わが家に現れました。見つけるのは、いつもキョーコさんです。

今日5月21日土曜日、東京は雨と曇りの天気でした。昼過ぎに、外に出たキョーコさんが、「カエルがいた」と呼びに来ました。私はいつものように、原稿書きをしていました。
出てみると、門の横の夏椿の木の下に、カエルがいます。握り拳よりやや小さめです。たぶん、お向かいの広い庭から散歩に来たのだと思います。
去年の小さなカエルは、わが家に入ることができず、塀の外の道路にいましたが、今年の訪問客は、門の引き戸の下のすき間を通ってきたのでしょう。
夕方に見に行ったら、いませんでした。道路を渡って、自宅に帰ったのでしょうか。

夏椿は元気よく葉を茂らせ、たくさんのつぼみを膨らませています。

11月にアサガオ

11月なのに、我が家のアサガオは、小さなつぼみをつけています。2、3日に一つ花を咲かせます。もっとも、見慣れたアサガオの形ではなく、小さくて花びらが縮れています。
引き抜くのもかわいそうなので、そのままにしてあります。
でも、その鉢には、チューリップの球根を植えなければならないのです。

高木を切る

ご近所に、高い木が数本立っている庭があります。最初は庭にふさわしい大きさだったのでしょうが、すくすく成長して、とんでもない大きさになっています。「倒れたら、住宅が壊れるなあ」と心配していました。

今朝、庭師さんが入って、切り始めました。その技がすごいので、見とれてしまいました。
住宅に囲まれているのと、電話線などがあって、切り倒すわけにはいきません。まず一人が登っていきます。ニセアカシアだそうです。
「何メートルくらいですか」と聞くと、木の上から「今いるのが15メートルほど」とのこと(う~ん、仕事の邪魔をしていますね)。その上にまだまだあるので、てっぺんは20メートルほどでしょうか。わが家は3階建てなので、屋根の上で10メートルほどです。しかも、幹も枝も揺れています。ああ怖い。
徒然草の「高名の木登り」を思い出しました。

切る枝に、2本のロープをかけます。1本目は幹に近い方で、端を幹に巻き付けます。もう1本は垂らして、助手が下で端を持っています。枝が切り離されると、1本目のロープが枝を支え、そのロープを緩めると、枝が降りていきます。下の助手が2本目のロープを引っ張り、枝を受け止めます。なるほど。
ところが、途中に電話線がたくさんあり、そこに引っかかります。
助手は、降りてきた枝からロープを放し、上の庭師さんは、次の枝に取りかかります。助手は、下ろされた枝を小さく切って、トラックに積みます。このくり返しです。
途中から幹を切るには、チェーンソーが使われました。