「こだわりのモノ」カテゴリーアーカイブ

生き様-こだわりのモノ

文鎮いろいろ

文房具片付けの続きです。
机の上や本棚に、文鎮や小さな像がたくさん並んでいます。文鎮として使っているのですが、それなら2つか3つあれば十分です。たくさんあると、ほこりが溜まるのですよね。

旅行や展覧会で、記念にと買ってきたものです。スウェーデンのバイキング像、フランスのガーゴイルの怪物像、中国古代の青銅器・・・それぞれミニチュアです。

小石もあります。長径5センチほどの平べったい卵形で、すべすべです。片手で握るにはちょうど良い大きさです。拾った日と場所をマジックで書いてあります。
一つは2002年10月1日、フランス地中海沿岸(コートダジュール)の都市マントンです。もう一つは、20016年11月15日、岩手県釜石市の花露辺(けろべ)です。小さくて荷物にならないので、拾ってきました。
もっとあったはずですが、どこかに隠れん坊をしているようです。

少し古本を処分6

少し古本を処分5」の続きです。今日は、本や書類の処分ではなく、小物類の話です。職場を引き払ったので、職場で使っていた小物類を自宅に持ち帰りました。

まず、文房具です。万年筆とインク、ボールペンと替え芯、レターオープナー、文鎮、用箋など、お気に入りのものを置いてあります。銀座の伊東屋などを覗いては、気に入ったものをそろえました。礼状を書く際の便せん、絵はがき、封筒、切手、落款印なども。かつて職員にメモを渡す際に署名代わりに押していた(『明るい公務員講座』83ページ)、笛吹き中年の絵のはんこ(このホームページの表紙の絵。)もあります。

ほかに、お香と香炉、オードトワレ、湯飲み(これは友人に頂いた名匠の器)とコーヒーカップ(これもお気に入り)、歯ブラシ、散歩の際の運動靴なども。机の上に置いて戒めにしていた広目天の写真(2018年5月31日の日経新聞「あすへの話題」に書きました)や、壁に掛けていた絵もあります。
これらは、職場を変わる度に運んでいたのです。なので、箱詰めも簡単にできました。自宅書斎にも同じようなものがあるので、重複します。時間をかけて整理しましょう。絵はどうしますかね。壁は、ほかの絵や写真で埋まっています。

フリーアドレス(社員の座席が決まっていない職場。先日「フリーアドレス制の欠点」を書きました)だと、どうするのでしょう。パソコンで全ての業務が完結し、紙を使わないのなら、これら文房具の多くは不要でしょうが。お礼状を書いたり、メモを取ったりはしないのでしょうか。お気に入りのマウスパッドは使わないのかな。しなければならない仕事を付箋に書いて、モニターに貼っていた人は、やめたかな。

このホームページの分類では、「こだわりのモノ」に入れておきます。

偉大な発明、雑巾

書斎の本を片付けているときに、世話になっているのが、雑巾です。乾いた雑巾とぬらして固く絞った雑巾です。

階段に腰掛けて、前に古本の山積み、それを分類します。長く本棚に置いてあった本は、ほこりをかぶっています。立ててある本は天が汚れ、平積みした本は表紙などが汚れています。重ねて置いてある本も、露出した部分だけ汚れています。知人に引き取ってもらう本や本棚に戻す本は、ほこりと汚れを落とします。

その際に、二種類の雑巾が役に立つのです。まずは乾いた雑巾でほこりを取ります。その次に、固く絞った雑巾で表紙などの汚れを拭きます。天や小口についたほこりは払えるのですが、汚れは取れませんね。きれいにならない本は、捨てます。

乾いた雑巾でほこりが払われるのは、理解できます。でも、なぜ濡れた雑巾で、本や棚にこびりついた汚れを拭い取ることができるのか。こぼした水を乾いた雑巾で拭けば、水を吸い取ることも理解できます。ぬれ雑巾と汚れとの間に、どのような作用が働いているのでしょうか。
濡れた雑巾を発明した人は、偉大です。

2009年イタリア・ラクイラサミット記念品

2009年の先進国首脳会議(G7、当時はG8)は、イタリア・ラクイラで開催されました。下につけた画像は、その時の記念にもらった、会議のロゴマークをあしらったマウスパッドです。ビニール製で、直径は約20センチです。

会議は、当初は海にあるラ・マッダレーナで開催される予定でしたが、ベルルスコーニ首相が突然、地震被害に遭ったラクイラへ会場を変更したのです。このマウスパッドにも、「ラ・マッダレーナからラクイラへ」と書かれています。真ん中の絵はウミガメです。
いまだにマウスパッドとして使っているのですが、もう16年も前のことになります。

帽子を新調

先日、夏用の帽子を新調しました。通勤など上着を着る際にかぶる、紺色の中折れ帽です。夏用の帽子は、服装に合わせるように、紺色や麦わら色(パナマ帽)などいくつか持っています。夏は汗で傷みやすいのす。

そろそろ一つ新調しなければと考えつつ、先送りしてきました。決心して(奈良では「きっしょをつけて」と呼びます)、お世話になっている銀座ヴォーグに行って、原店長にお願いしました。原さんが「今かぶっている帽子も補修しましょう」と言ってくださったので、それもお願いしました。
新品ができあがり、使っていたのは生まれ変わって返ってきました。頭にぴったり合うので、気持ちよいです。

この熱い日差しの中、帽子もかぶらずに歩いている人を見ると、「帽子を買って、かぶればよいのに」と思います。もちろん、着ている服装に合うような帽子でないと、おかしいです。上着を着て通勤しているのに野球帽では、格好悪いです。