3月11日の日経新聞夕刊に「ミドル、被災地にかける。第二の人生、復興が果実」が載っていました。
・・あるものは人生の挑戦として、あるものは故郷のために。東日本大震災から4年、復興の現場へ飛び込み、知恵と汗を絞る40~50代の会社員が増えている・・
「WORK FOR 東北」も紹介されています。
・・被災地で働きたい民間人と、求人する組織を引き合わせる。1月下旬に都内で開かれた説明会では出席者55人の4割が40代以上だった。「次のキャリアを考え、今まで得たものを還元したいという人が多い」と、プログラムを担当する畔柳理恵さんは説明する・・
原文をお読みください。
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生き様-生き方
高倉健さんと岡本行夫さん
文春ムック『高倉健』(2015年、文藝春秋)を紹介します。尊敬する先輩である岡本行夫さん(外交評論家)が、贈ってくださいました。行夫先輩は、健さんと交友があり(これはびっくり)、この本に寄稿しておられます。内容は読んでもらうとして、こんな人間関係があるのかと、感激します。そして、行夫先輩の凜とした文章にも、引きつけられます。私が下手な文章で紹介することが、はばかられます。ぜひ、原文をお読みください。
私は、高倉健さんの映画を見たこともなく(というか、映画一般を見ないので)、そのお人柄も知りませんでした。しかし、この本を拾い読みするだけで、すごい人だったんだなと、驚きます。観客に感情移入させるだけの演技は、うわべだけではできないのでしょう。本物のすごみ、そして気配り。それを、ひけらかせずに行う。なかなかできないことです。
若手男性諸君、女性に敬意を
電車や街角で、若い二人連れを見て、気になることがあります。しばしば、女性が着飾りもちろん化粧をしているのに、連れ合いの男性の身だしなみがだらしないのです。ジーパン、しかもすり切れた今風のズボン。女性がハイヒールを履いている時に、スニーカー。髪の毛がぼさぼさだったり、すり切れた野球帽をかぶったり。
おいおい、パートナーの女性に、失礼じゃないか。女性も、ぴしっと言うべきです。「私と手をつないで歩きたいなら、それなりの服装をしてね」と。早いうちから、将来の夫を教育しなさい。
男が一人で、あるいは男だけで歩くなら、少々のルーズさは見逃してあげるけど。その場合でも、崩しすぎは感心しません。人は、外見で評価されます。自ら、自分の値打ちを下げてはいけません。
そのような視線で見るからか、顔つきも女性は努力し向上しているのに、男性の劣化が進んでいるように見えます。スーツを着てネクタイをしている時は、若者もしゃきっとしている人が多いのに。残念です。「仕事時=オン、休日=オフ」ではありません。「仕事時=オン、外出時(デートとか)=別のオン、自宅とか=オフ」です。
難しく生きる人、周りを見ない
今日は、別のことを書こうと思っていたのですが。あまりに印象が強烈だったので、電車での出来事を書きます。今日の帰りです。地下鉄のホームで、みんな並んで電車を待っていました。すると、漫画を読みながら歩いてきた女性(たぶん30~40代だと思います)が、その列の前に並びました。一心不乱に漫画を読んでいるのです。眼は本に集中していて、周囲をまったく見ません。並んでいる人たちも、あっけにとられたまま。「おいおい、みんな並んでいるんだよ」。
電車が来て、まずはその女性から乗りました。漫画を読んだまま、扉の中央右に立ちます。後ろに並んだ私たちは、彼女を避けながら奥に入ります。何人かの乗客は、彼女にぶつかります。だって、通路の真ん中に立っているのですから。本人は、まったくその状況に関心なし。
その「不動心」に、感心するやらあきれるやら。きっと、職場や家庭でも、そのような振る舞いをしているのだろうと、心配になりました。本人に悪気はありません。でも、うまく回らないでしょう。「私は何も悪くないのに、何で皆が私にぶつかるの!」と。
立食パーティ
立食パーティは、何度行っても慣れませんね。飲み物のグラスと食べ物を載せた皿を持って、箸かフォークで食べる。なかなかそんな芸当はできません。グラスをテーブルに置いて、食べることに専念します。受付で会費を払ったら、引き出物として本や記念誌をくださることがあります。これは困ります。これで、片方の手が埋まってしまいます。帰り際にくれれば良いのに。そこで、私は「帰りにもらうので、預かっておいてください」と、もらうのを拒否します。
しかも、脂濃いものやお腹がふくれるような料理が多くて・・。ある人に聞いたら、「立食パーティは食べたり飲んだりする場ではない。会話を楽しむ場、人を知る場である」とのことです。よって、会場に行く前に、少しお腹に入れてから行くのだとか。