カテゴリー別アーカイブ: 市町村アカデミー

ウクライナ避難民支援自治体研修

このホームページでお知らせしていた、「ウクライナ避難民支援自治体向け研修会」を、9、10日で実施しました。全国から自治体職員や支援に携わっている団体職員など、32人が参加しました。

市町村アカデミーの年間計画にはない研修でしたが、時宜にかなったものであり、よい成果を上げることができたと考えています。研修内容は、日本財団と関係者が知恵を出してくれました。このような「これまでにない課題」「現在進行形の業務」の場合は、完璧を求めてはいけません。まずは、できるところから始めることが必要です。
そして、同じ悩みを抱えている人たちが、集まって意見交換することが重要です。出入国在留管理庁も、自治体も、支援団体も、みんな手探り状態でしょうから。このような研修実績がなかったであろう法務省出入国在留管理庁と、自治体現場をつなぐこともできました。その場を提供できたことを、うれしく思います。

急な企画にもかかわらず、準備や実施に汗をかいてくれた職員に感謝します。これからも、自治体の新しい課題に取り組んで、自治体の期待に応えましょう。

セミ時雨

勤務先の市町村アカデミーで、昼休みに外周沿いに散歩します。校地は東西100メートル、南北300メートルの長方形です。塀の中も外もたくさんの木が植えてあるので、気持ちよいです。小鳥もたくさん見かけます。
この季節は、暑すぎますが。セミの大合唱です。手の届くところに、たくさんいます。クマゼミ、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシだそうです。
クスノキも多いので、アオスジアゲハもたくさん飛んでいます。クスノキは防虫剤を作る材料になるのに、青虫がその葉を食べるのですね。

先日は、孫娘と近くの公園に、セミ取りに行ってきました。木がたくさんあってセミも多く、簡単に取れました。クマゼミが多いです。蚊にも刺されました。
子どもの頃は、家の前や近所にたくさん桜の木があって、夏休みは毎日午前中、セミ取りでした。アブラゼミとニイニイゼミでした。クマゼミは、明日香村にはいませんでした。
たくさん捕らえて虫かごに入れるのですが、父が「かわいそうだから放してやれ」というので、その日のうちに放しました。もっとも毎日たくさん捕まえるので、虫かごには入れておけませんでした。
ヒグラシは少し離れた神社に行かないと見つからず、高いところにとまっているので、なかなか捕ることはできませんでした。

市町村アカデミー集合研修中止

今週から、市町村アカデミーでの集合研修を、一部を除き中止しました。延期したり、オンライン研修への振り替えなどにします。

新型コロナウイルス感染症が、爆発的に拡大しています。これまでにない規模です。
研修生に発熱者などが出た場合に、千葉市の関係機関にお世話になるのですが、発熱外来と療養のホテルがかなり逼迫しているようです。研修自体は感染予防に気をつけていますし、入校時に持ち込まない限り、校内でうつることはないのですが。症状のない患者も増えているようです。

残念ですが、万が一に備えて、このような判断をしました。感染状況の収束を見て、再開することにします。

ウクライナ避難民支援自治体向け研修会

市町村アカデミーでは、日本財団と協力して「ウクライナ避難民支援に関わる実務者向け研修会兼ワークショップ」を、8月9日と10日に開催します。詳細は、リンクを張ったお知らせをご覧ください。

いくつもの自治体が、ウクライナからの避難民を受け入れ、また受け入れることを表明しています。しかしそのような経験は少ないです。今回、避難民支援をしている日本財団がそのような悩みを拾い上げ、市町村アカデミーに話が持ち込まれました。市町村アカデミーでは、年間の研修計画を立てていて施設に空きはほとんどないのですが、今回の企画は1泊2日、お盆前に空いている日があったので、実施できました。

同じような悩みを抱えておられる自治体も多いと思います。企画の都合から、募集期間がきわめて短くなっています。お早めに応募、または問い合わせください。

市町村アカデミー研修、現地調査

職員研修と聞くと、教室に座って講師の話を聞くと想像する人が多いです。確かにそのような形が多いのですが。聞くだけでは身につくことは限られていて、参加する方が身につきます。
市町村アカデミーでは、ほぼすべての研修に課題演習(討議)を組み込んでいます。課題をアカデミーで準備する場合、研修生に持ち寄ってもらう場合などがあります。班に分かれて討議します。講師や教授が巡回し、必要に応じて助言しますが、あくまで研修生たちの自主性を重んじています。そして、各班の討議結果を全体会合で発表し、講師が講評します。
このような参加型研修は、座って聞くだけの研修とは効果が違います。楽な研修は効果が少なく、負担が効果を高めます。スポーツも同じです。

さらに、現場を見て研修することもあります。今朝は、「既存の建物等を活用した地域の再生」の研修生たちがバスに乗って、香取市に出かけていきました。現地調査は受け入れ先や指導教官などに負担がかかるのですが、それだけに効果が大きいです。