新年度になり、市町村職員中央研修所も、人事異動がありました。市から派遣されてきてもらっている職員の交代や、所内異動です。それとともに、近年にない大幅な異動を行いました。
新型コロナ感染症が落ち着き、研修事業はほぼ平常に戻っています。建物の維持管理など例年の通常業務のほかに、資金運用の拡大、事務の電子化、研修の電子化、動画配信など、職員が新しい仕事に取り組んでくれています。副学長や総務局長が、新年度の重点事業を考え、それに応じた職員配置を考えてくれました。
4月1日には職員を集めて、その方針を伝える会議をしました。方針案は3月に職員に示して、理解を求めるとともに、問題点がないかを考えてもらいました。
60人という小さな組織ですが、年間約90本の研修を動かし、5000人の研修生を受け入れています。研修内容の見直しはもちろん、仕事の仕方の改善も重要です。「前年どおり」では社会の変化に対応できず、「顧客」である市町村の要望に応えることができません。
新しく来た職員は、たくさんの業務説明を受けてもらいます。執務要領はよくできたのがあるのですが、「研修業務の進め方」「電子機器類の扱い方、セキュリティポリシー」といったもののほか、「ハラスメント防止、人権」「救命救急(たくさんの研修生を受け入れるので)」といった研修も受けます。