カテゴリー別アーカイブ: 市町村アカデミー

市町村アカデミー機関誌2024年夏号

市町村アカデミーの機関誌「アカデミア」令和6年夏号が発行されました。
今号には、次のような講義の概要が載っています。関心ある方はお読みください。
・嶋田 暁文・九州大学大学院法学研究院教授「 みんなが幸せになるための自治体職員の働き方~その実現のために必要なこと~
・有浦 隆・熊本県初代危機管理防災企画監「過去に学ぶ災害対応と自治体防災
・平井 聡一郎・合同会社未来教育デザイン代表社員 「ICTによる学校DXの実現―デジタル時代の授業SIFT―
・紺野 卓・日本大学商学部会計学科教授「今後の監査実務のあり方―DXリスクへの対応を中心として―

研修生の優秀作(4件)も読むことができます。
・香川県坂出市 山田愛莉さん「行動変容を生む効果的な広報 」
・愛知県豊田市 山本哲史さん「豊田市における健全な財政運営とは」
・新潟県新潟市 川端舞さん「固定資産税課税事務におけるデジタル技術の活用可能性について」
・愛知県半田市 中川貴王さん「森林環境税導入に伴う住民税減免の在り方について」

市町村アカデミー研修動画2

市町村アカデミーでは、今年度から研修動画を配信しています。4月の第1期では、私も登壇しました。7月1日から第2期を配信しています。

今期は、次のお三方にお願いしました。
「未婚化から見る統計データに基づく有意性の高い少子化対策とは」天野 馨南子さん(株式会社ニッセイ基礎研究所生活研究部人口動態シニアリサーチャー)
「ナッジを活用した政策イノベーション」特定非営利活動法人PolicyGarage
「文化芸術の意義と活用」平田 オリザさん(劇作家・演出家)

天野さんは、少子化問題で鋭い指摘をしておられ、その分野の第一人者です。平田先生は、演劇部門での有名人です。ナッジは、市町村職員の間では大きな関心を持ってもらっています。この方々の講義を、無料で受けることができるのです。引き受けていただいた先生方には、感謝します。
今回も配信早々、たくさんの方に見てもらっているようです。第1期分も、好調です。
各人が好きな時間に、また少しずつ見ることもできます。便利です。
パスワードは、各自治体の人事課など職員研修担当課に送付してあります。市町村職員の方は、担当課に問い合わせてください。

市町村アカデミー「自治体の働き方改革」

市町村アカデミーの研修「自治体の働き方改革」。先日は、私が講師に立ちました。27日は、松本敦司・総務省行政管理局長と、千正康裕さんに登場してもらいました。

松本局長には、行政管理局での執務室改革を話してもらいました。リンクを張った写真では改善後を示してありますが、改善前の写真(講義で使用)と比べると、その違いはすごいです。もちろん、目的は仕事の能率の向上です。わかりやすい説明でした。

千正康裕さんには、体験に基づく「公務職場の特殊性」を話してもらいました。民間人になって、仕事のやり方がどのように変わったか、どのように変えたのか。「時間」「費用」という観念が、どのよう違うかも話してくださいました。

市町村アカデミー機関誌第149号

市町村アカデミーの機関誌「アカデミア」第149号(令和6年春号)が発刊されました。次のような講義・講演の概要が載っています。これらは、インターネットでも読むことができます。ご関心ある方はどうぞ。

・「リーダーシップと組織論」朝比奈一郎・青山社中株式会社筆頭代表CEO
・「トイレ事情から学ぶ地域づくり」白倉正子・アントイレプランナー代表
・「デザイン思考を取り入れ政策イノベーションを目指す」坂部佑磨・ユーザーリサーチャー
・「既存の建物等を活用した地域の再生」髙橋大輔・共立女子大学建築・デザイン学部建築・デザイン学科教授

また、研修生最優秀レポートも読むことができます。どのような研修を行っているかがわかるので、お読みください。
・広報の効果的実践-第36期第2組、栃木県足利市総合政策部秘書広報課広報広聴担当主事、山波 佐祐里さん「市民に伝わる情報発信とは」
・政策企画-第36期第1組、岩手県盛岡市市長公室企画調整課政策調整係主任、岩瀨張 友花さん「地域おこし協力隊を定住・定着に繋げるために」

市町村アカデミー動画配信

市町村職員中央研修所(市町村アカデミー)で、研修動画配信を始めました。先日この欄で予告したとおりです。
当校の研修は、来ていただいて行う宿泊集合研修が基本ですが、遠方や多忙などの事情で参加が難しいという声もあり、職員が企画し作成してくれました(私が引っ張り出されることは想定外でしたが)。

今回は、3つの主題で提供ました。
小林隆・東海大学政治経済学部教授の「行政デジタル化の意義と課題〜地域を越えた官民連携を中心に〜」
唐澤理恵・人財育成トレーナー、office KARARIE代表の「相談・支援のためのコミュニケーションの取り方と実践」
私の「令和時代に求められる自治体職員像」です。
それぞれ1時間程度ですが、勉強しやすいように、その中を20分程度に分割してあります。
市町村職員やその関係者の方は、各自治体に暗証番号を送ってあるので、それを入手してご覧ください。