カテゴリー別アーカイブ: 体験談

生き様-体験談

クレジットカード決済、不審なメール?

毎日、詐欺メールが届きます。多くは、私が使っていないクレジットカードや銀行からの電子メールなので、さっさと削除します。
先日、新聞社を名乗る怪しい電子メールが届きました。
「現在ご利用のお支払い方法で、決済ができない状態となっています。お支払い方法の確認・変更手続きをお願いいたします」とです。
確かにこの新聞社はクレジットカードで支払っていますが、文面がいかにも詐欺メールらしいです。発信者のアドレスなども、巧妙にできています。

で、その新聞社の幹部に、「お宅の名をかたる詐欺メールが来たよ」と報告しました。
その人の返事は、「念のためですが、カード決済をされている場合、クレジットカードの更新時にエラーになることがあるようです。裏面のセキュリティコードの数字が変わるためですが、そうした事情がなければおかしなメールですよね」とのこと。

そういえば、先日、クレジットカードが更新されて、セキュリティコードの数字が変わったなあと、気がつきました。
それで、そのメールを信用して、手続き入り口をクリックしました。どうやら本物のようです。でも、パスワードや第2パスワードを要求されたときは、「これが巧妙な仕掛けなら、困るなあ」と心配になりました。でも、セキュリティコードを更新すると、完了のお知らせが来ました。
本物か偽物か判断がつきにくくなりました。困ったものです。

クレジットカードの期限切れは、ほかの支払いでも、影響が出ました。アマゾンで本を注文したら、クレジットカードの期限切れとの表示が出ました。これは、画面で更新して、終わり。

令和6年の回顧3、生活

今年の回顧の3は、生活です。

今年も、仕事や原稿執筆に追われた1年でした。なかなか余裕ある生活にはなりません。自分で仕事を引き受け、仕事を作っていることが原因です。去年も同じことを書いています。「回遊魚」の性(さが)ですね。仕事があることはありがたい、と思いましょう。
読みたい本を次々と買い込むのですが、読む時間がありません。すぐに寝てしまうからですが。

キョーコさんのお供をして、旅行にも行きました。国内のほか、9月にイギリスに行ってきました。行くと、楽しいだけでなく、いくつも気づくことがあります。

娘の方の孫のうち、女の子は5年生。男の子は2歳を過ぎ、休日に公園に連れて行って遊ばせています。元気な子どもの相手をするのは大変です。これが一番重要な仕事です。
息子にも、女の子が生まれ、孫は3人になりました。こちらはワシントン暮らしなので、写真や動画で見ています。

早寝早起きで、インフルエンザや風邪をひくことはなかったです。去年悩んだ40肩ぎっくり腰は、今年は大丈夫でした。予防のために、朝晩の簡単な体操、昼の散歩などに努めています。健康な体に産んでくれた両親と、健康管理をしてくれるキョーコさんに感謝です。

令和6年の回顧2、執筆や講演

今年の回顧、その2は執筆や講演についてです。

まず執筆です。
共著ですが、英語の本が出版されました。『Public Administration in Japan』(2024年、Springer Palgrave Macmillan)の「第19章 Crisis Management」です。これは、うれしかったです。

連載「公共を創る」は、208回まで続きました。月に3回、12か月で36回です。1回あたりが400字詰めで17枚、6800字余り。毎回締め切りに追われる日々でしたが、右筆の助けを借りて、遅れることなく書くことができました。2019年4月から5年半以上、よく続いたものです。今年も、目次を見返すと、いろんなことを書いていますね。去年の年末にも「来年中には完結しますかね」と書いたのですが、今年も同じ台詞を書いておきます。こんどこそ。
時事通信の「コメントライナー」、今年は5回寄稿しました。世間の流行とは少し異なった視点から、社会を見ることを心がけています。こちらは1200字、短い分量に納めるため、文章をそぎ落とすことに苦労しています。
新幹線の車内誌「ウェッジ」に載ったり、朝日新聞「論壇時評」で宇野重規・東大教授に発言を取り上げてもらったこともありました。

講演は、今年もたくさんのお呼びがありました。
国や自治体の職員研修、東日本大震災の教訓などです。JICAの依頼で外国の方に、日本の発展を支えた行政を話す機会もできました。
昨春から、行政学者に官僚経験を話しています。毎月呼ばれ、19回になりました。でも、まだ半分を超えたところです。それらも入れて合計すると、人前で話すことは50回でした。
新聞記者などの取材も、いくつか受けました。官僚のあり方や大災害からの復興についての質問が多いです。

このホームページも、毎日欠かさず記事を載せました。毎日ほぼ2本、年間で合計730本を超え、過去最高のようです。これも、結構な時間を取られます。載せようと思った新聞記事切り抜きは、溜まるばかりです。最近は、肝冷斎がよく引用してくれます。やや無理な引用もあります。
カウンターは、437万まで来ました(もう少しで438万)。年初に413万でしたから、延べ24万人の方が見てくださいました。ありがとうございます。

令和6年の回顧1、仕事

年末になったので、今年も1年の回顧を始めましょう。第1回は、仕事についてです。

市町村アカデミー学長は、3年余りが経ちました。
研修は、職員たちの努力で順調に実施されています。年間に約80本の研修を行い、5千人の研修生を受け入れることは、なかなか大変です。
社会の変化や研修生の要望に応じて、内容を入れ替えたり講師を変更したり、常に見直しをしています。そのおかげもあって、研修生からの評判も良好です。
今年は、研修動画の配信を始めました。

所内でも無線LANを強化し、会議も紙をなくしました。研修業務の管理や、自治体・研修生とのやりとりを行う電子システムを、入れ替えました。これも、職員たちが業者と苦労を重ねて、進めてくれました。
研修申し込みがインターネットでできるだけでなく、研修生へ配付する資料も電子化します。紙に印刷する手間が省け、研修生も重たい資料を持って帰る必要がありません。もちろん、紙で見たい人は印刷できます。

そのほか、組織管理の充実強化などにも、取り組んでいます。これらは、副学長を中心に、職員に分担してもらい、計画を立てて進めています。
それぞれ課題は生じますが、進んでいます。ありがたいことです。私は、「良いと思ったことは、少々お金がかかっても変えよう」と旗を振っているだけです。

ほっと一息、体が軽くなる

体が軽くなるとは、このことを言うのでしょうね。
連載原稿の年内締め切り分を提出しました。なんと、1月23日掲載分です。次の締め切りは年明けなので、しばらく大丈夫です。と言っても、すぐに来るのですが。
講演会なども、年内の分は15日の仙台で終了。次々と、年内の仕事が片付いています。

とはいえ、年賀状書きがあり、口述の文字起こしへの加筆や資料の片付けが溜まっています。つかの間の「減量気分」ですかね。少しはゆっくりと本を読みたいものです。
一息ついて、新しい手帳に来年の予定を書き込みました。見ると、次の講演の準備をしなければならないことに気がつきます。

肝冷斎は、野球は終わったようですが、この寒い時期に休日に遠征しています。気力と体力が余っているようです。肝冷斎日誌には、ブツブツと愚痴を書いていますが、悩みはないようです。