カテゴリー別アーカイブ: 仕事の仕方

生き様-仕事の仕方

半年の節目

今日は6月30日、1年の折り返しです。いつの間に、半年が過ぎたのでしょうか。時間がたつのは、早いものです。
毎週、月曜日には「今週は長いなあ」と思うのに、金曜日には「もう1週間が経ったのか」と嘆きます。仕事で言うと(土日を除く)、1日を5日繰り返すと金曜日になり、それを4回繰り返すと1か月になります。それを6月、繰り返したのです。

時間は、切れ目なく続きます。私たちが意識しなくても、努力しなくても過ぎていきます。これは、ありがたいことでもあり、困ったことでもあります。
「仕事が片付かなかったら、時間が止まる」という世界では、出口がないですよね。出口のないトンネルのようです。しかし私たちの仕事は、たいがいのものは、時間が来れば出口が見えて、片付きます。不十分でも、それで進めるしかないのです。
他方で締め切りを意識して仕事をしないと、手つかずのままや、とても人前に出せない状態で、締め切りが来てしまいます。

放っておくと、だらだらと続く時間。節目は過去を振り返り、未来の予定を立てる、よい機会です。
あなたは、この半年で、満足できる成果を上げましたか。振り返ってみてください。細かな案件の積み重ねと(これは手帳に残っているでしょう)、中長期の課題の進捗との、両方を考えてください。それを踏まえて、後半の予定を立ててください。
仕事だけでなく、家庭、趣味なども重要なことです。
毎日積み重ねると、山のように堆積します。その例1例2例3
例4
は、月に3回なので、18回書きました。
草花も裏切りません。アサガオは蔓がどんどん伸びるので、毎日のように支柱に這わせる作業をしています。例5

世界の首脳も紙資料

2024年のイタリア・プーリアサミットの首脳会合の写真を見ていて、思いました。首脳たちは、卓の上に紙の資料(紙挟みに挟んだもの)を置いて、使っておられるようです。すべてを確認できませんが、パソコンなどは見当たらないようです。2023年の広島サミットでも、そのようです。

事情通によると、持ち込みは禁止されていないようです。後ろに控えているシェルパは、電子機器類を使っているとのこと。
首脳たちの会合で、細かい資料は不要でしょう。すると、パソコンなどより紙の方が、使いやすいのでしょうね。一定量の範囲内なら、紙の方が素早く出てきます。

同時に7台のスマートフォン

電車の中で、スマートフォンを2つ持って使っている人を見ます。どのように使い分けているのか、聞いてみたいですが。

先日の北陸新幹線で、近くの席の男性が、卓の上に7台のスマートフォンを乗せて、充電しつつ、使っていました。椅子にあるコンセントは1つなので、いくつも枝分かれする充電機器を使ってです。スマートフォンは、全部を使っているようではなく、時たまいくつかを操作していました。
どのように、使い分けているのでしょうか。7台もあると、どれがどの用途か忘れることはないのでしょうか。
降りるときには、全部を手提げ袋に入れていきましたが、重いでしょうね。

フリーランスは一人で働いているのではない

6月13日の読売新聞「組織を離れて フリーランス」が、組織に所属しないフリーランスという働き方を解説していました。
そこに、フリーランスが加盟する「プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会」の平田麻莉・代表理事の話しが載っています。

・・・平田さんは、フリーに必要な資質として〈1〉自己研さんを怠らない〈2〉他人を巻き込む力がある〈3〉セルフマネジメントができる――などを挙げる。
取引先のニーズに応える能力を磨かなければ仕事が得られない。ひとりで働いているようでいて、フリー仲間と協力したり、仕事を紹介してもらったりすることがある。そして勤め人のように、予定やモチベーションを気にかけてくれる上司や同僚はいない。・・・

フリーランスは、決して一人で働いているのではないのですね。
組織に属していると、組織がやってくれることを、一人でこなさなければならないので、大変だと思います。仕事の受注といった仕事そのもののほか、税金の計算など庶務業務なども。結構いろいろあるのです。

フリーランスへの調査が載っていて、仕事に満足している人の割合が7割近くあります。従業員への職場への愛着度調査は日本ではとても低いのに比べ、これらの人は仕事を自分で選んだので、満足度が高いのでしょう。

情報セキュリティ研修

先日、市町村アカデミーで職員向けの情報セキュリティ研修を実施して、私も参加しました。詐欺メールは、学長だからと言って遠慮してはくれませんから。

今回の講師は、行政現場に詳しい方です。一般論でなく、これまでに起きた事故、引っかかった事案を説明してくださったので、わかりやすかったです。「へえ、こんなことが起きるのだ」と感心してしまいます。成功事例より失敗事例の方が、身につきます。

組織としては最先端の仕組みで「防御」していますが、攻撃側の進化はとどまりません。隙を突いてやってくる攻撃には、職員それぞれが対応しなければなりません。さらに、内部から問題が起きることもあります。これは電子化の問題ではなく、職場の働き方の問題です。