カテゴリーアーカイブ:人生の達人

働き方改革、パワポを使わない

2017年7月14日   岡本全勝

7月14日の読売新聞夕刊「変わる働き方」で、「パワポ使わず資料作り」を取り上げていました。
「無駄な仕事はやめ、残業を減らそうー。働き方改革でこんな号令がかかっている職場も多いようですが、何から手を付ければいいのかは難しい問題です。今回は、社内資料の「作り込み」をやめた企業を紹介します」という書き出しで始まります。
・・・損害保険ジャパン日本興亜(本社・東京)は2015年4月に本社の全社員に配った「働き方ハンドブック」で、社内向け資料の作成ルールとして「パワーポイント(パワポ)」を原則使わないことにしました・・・
・・・ルール作りにかかわった経営企画部の佐々木一光課長は、「パワポだと色遣いなど見た目にこだわってしまいやすい。お客さん向けの説明資料をわかりやすく作るのには適していますが、社内向け資料を作り込むのはやり過ぎでした」と振り返ります。
その代わりに、ワープロソフト「ワード」を使い、文章で簡潔に伝える社内資料作りを社員に求めました。図形や矢印を多用したパワポ資料ではあいまいになりがちな論点・論理などを、言葉で明確に書いてもらう狙いもありました・・・
・・・1年前にパワポで10ページ分量で作っていた内部の検討資料は、直近のものはワードで3ページ。最近、「原則A4版1枚で」という部内ルールも追加したそうです・・

「A4版1枚」「カラフルな資料をつくらない」は、常に私が主張していることです。パワポは、説明資料には向いていないことも「明るい公務員講座」で説明しました。「パワポ禁止」は良い方法ですね。
矢印もくせ者です。矢印の先が原因なのか、結果なのか、時間の経過なのか、単に関係することなのかが、あいまいなのです。カラフルな色彩、活字の字体を変えるのは、資料をつくった本人だけの自己満足です。
原文をお読みください。記事には、会議のルールについても書かれてます。

休日の苦しみと喜びと

2017年7月9日   岡本全勝

かつて、わが家の子供が、「金曜日↑、土曜日↑、日曜日→、月曜日↓」と、イントネーションを利かして歌っていました。笑って聞いていましたが、確かに金曜日と土曜日は、「明日は休み」と思うと気分も楽しいです。日曜日になると「明日から働くのか」と少し落ち込み、月曜日にはさらに・・・。

私も、金曜夜が、気分が一番ゆっくりします。しかし、締めきりが来た原稿を抱えた身では、そうも言っておられず。
金曜夜(飲んでから)、土曜日と日曜日は早起きをして(こちらは冴えた頭で)、一気に書き上げました。すっとしました。
書いてしまえば、「何で、こんなことに悩んでいたんだろう」と思うのですが。まとまった時間がとれないのです。昼はキョーコさんのお供と孫の相手をしなければならないし。

まだ、今週の講義の準備と、17日締めきりの原稿がもう一つあります。常に締めきりに追われる人生は、健康によくないです。
でも、一つ書き上げたので、気持ちよくこの文章を書いています。

上司との飲酒75%がイヤ

2017年6月27日   岡本全勝

日経新聞6月20日夕刊のくらし欄に、「上司との飲酒75%がイヤ」という記事が載っていました。
民間企業が、2015年に全国の20~59歳の中間管理職と一般社員、それぞれ300人を対象に実施したアンケートです。このアンケートは、お菓子についての調査ですが、あわせて上司との飲酒についても聞いたようです。
それによると、「仕事帰りに部下とお酒を飲みに行きたいと思うか」という質問には、上司の49%が「行きたいと思う」、51%が「行きたいと思わない」と答えています。
部下の方は、「上司と飲みに行きたい」と答えたのが25%、「行きたいと思わない」が75%です。

会議を効率的に

2017年6月23日   岡本全勝

日経新聞6月19日夕刊「常識ナビ」は、「スマート会議を始めよう」でした。
「無駄に長い会議→終了条件を明示」「進行いまいち→決定事項途中で確認」などの言葉が並んでいます。詳しくは原文を読んでいただくとして。
このような職場の仕事の効率化の記事には、かならず真っ先に会議がでてきます。それだけ、いろんな職場で、みんなが会議を無駄だと思っているのでしょう。そして、効率化の秘訣には、私が『明るい公務員講座』で指摘したことが並んでいます。
終わる時間を決める。決定なのか自由討議なのかをはっきりする。です。そして、会議後にその日の結論を1枚にまとめると、どれだけ内容のあった会議かどうかが分かります。

残業なしでも社長になれる

2017年6月22日   岡本全勝

6月19日から日経新聞夕刊「人間発見」は、オリックスグループCEOのの井上亮さんの「ノー残業で社長になる」です。
「オリックスは長時間労働是正に向けて4月に1日の所定労働時間を7時間に短縮した。働き方改革を主導しているのはグループ最高経営責任者(CEO)の井上亮さん(64)だ。入社以来、定時退社を貫きながら、経営トップに就いた異色のキャリアの持ち主だ」という書き出しで始まります。

・・・1975年にオリエント・リース(現オリックス)に入社し、国際部門でキャリアを積んできました。取引先との懇談などを除けば、CEO就任まで残業は生涯3回しかしていません・・・
・・・リース事業は、どうリスクを軽減し、利ざやを稼ぐか。大まかな契約モデルはありますが、細かな条件は案件ごとに違います。創造性とアイデアの勝負です。長い時間働いた分、成果が上がるわけではありません。脳をフル稼働していれば1日に働けるのは8時間が限界でしょう。定時退社は生産性を高めるための心得でした・・・

・・・職場改革プロジェクトでは若手社員と管理職にそれぞれの立場から生産性向上策を提言してもらいました。その中でも指摘されていたのですが、無駄な会議や上司への過剰サービスが目立ちます。上司への報告のために丁寧にプレゼン資料を作る必要はありません。A4判1枚に箇条書きで要点は伝わります・・・

ぜひ、この連載をお読みください。
これを読むと、長時間残業は、仕事ができないことの言い訳としか思えません。もちろん、残業無しにするには、それを許容する職場の雰囲気と、上司の理解が必要です。もっとも、長時間残業をしている職場は、上司も自信がないので長時間労働をしているので、難しいですが。
「無駄な会議や上司への過剰サービスが目立ちます。上司への報告のために丁寧にプレゼン資料を作る必要はありません。A4判1枚に箇条書きで要点は伝わります」は、私が常に主張していることです。