連載「明るい公務員講座」第6回が発行されました。今回は「説明資料の作り方」です。職員は、できあがった成果物=例えば公表資料を持って、説明に来てくれます。しかしそれは、私にとって「別添資料」であって、彼が説明したいこと、私が聞きたいことを書いていません。私が聞きたいのは、その公表資料のポイントであり、今後の進め方です。その肝心なことを紙に書かずに、唾を飛ばしてしゃべってくれるのです。 説明資料の作り方の実例、悪い例とよい例も載せてあります。参考にしてください。内容は次の通り。
あなたは何を説明したいのか、成果物と説明資料は別、1枚にまとめる。
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明るい公務員講座
明るい公務員講座、5
連載第5回が、発行されました。今回は「資料で説明を」です。考えがまとまったら、そのまま上司に説明していませんか。傾向と対策を考えずに説明に行くのは、無防備です。内容は、次の通り。
岡本のイエローカード。報告の上げ方、3つの準備。必要最小限の資料。準備は万端、自信を持って。
明るい公務員講座、第5節の原稿
連載「明るい公務員講座」の原稿は、すぐに貯金がなくなります。編集長の「優しい」催促に促され、第1章第5節の加筆を続けています。昨日今日の休みで、だいたい書き上げました。
今回は、「時間の使い方」です。ある課題を期日までに仕上げること、毎日忙しい中でどのように効率よく仕事を片付けるか。これは、みんなが悩むことであり、それぞれに工夫をしておられるでしょう。職位が上がるほど、たくさんの仕事が持ち込まれ、忙しくなります。すると、仕事の悩みは、ある課題についてどのように進めるかという悩みとともに、限られた時間をいくつもの課題にどのように割り振るかが、もっと大きな悩みになります。ある課題の進行管理と、自分の時間をどう割り振るかの時間の管理の、2つがあるのです。
仕事の邪魔をするのは、次々入ってくる雑件であり、会議です。他方で、山積みされた資料に埋もれたり、あふれる電子ファイルの海でおぼれてしまいます。どのように、効率よく仕事をするのか。私の経験から得た技を、お教えします。活字になるのは1月です。発刊されたら、感想をお寄せください。また、ご自身の工夫も教えてください。ほぼ完成した原稿を、「右筆」に手を入れてもらい、完成させます。
明るい公務員講座、4
第4回(12月7日号)が発行されました。今回は「説明の仕方」です。内容は、次の通り。
傾向と対策、唾を飛ばすよりメモ、メモの良さ、ファックスと電子メール、ひどい伝言ゲーム。
明るい公務員講座、締めきりが追いかけてくる
連載を始める前に、全体の骨子を決めて、結構な分量を書きためておきました。しかし、蓄えが減るのは早いです。次の締めきりが追いかけてきます。10月と11月は、別の原稿や講演があったので、「明るい公務員講座」の執筆を怠っていたのです。もちろん、私には本業があり、これは昼夜と忙しいのです。
私の原稿は、完成させる前に、関係者に読んでもらって、意見を聞くことにしています。ありがたいことに、事実の間違いの指摘のほかに、文章を読みやすいように加筆してくれる「右筆」もいます。彼の指摘は、時には私の原文をズタズタにしてくれます。「え~、ひどい」と思うのですが、彼の加筆した文章の方が、正確で読みやすいのです。悔しいですが。
編集長からの「注意喚起」に急かされて、続きの原稿を完成させました。第1章第4節の原稿(連載では第6回と第7回分)を提出し、ゲラの校正も終わったので、年内の掲載分はこれでしのげます。もっとも、1月掲載分も、12月中には原稿を出す必要があるので、手を休めることができません。しかし、12月は、年賀状書きという修行が待っています。