「著作と講演」カテゴリーアーカイブ

毎日新聞企業人大学に登壇2

毎日新聞企業人大学に登壇」の続報です。7月23日の毎日新聞千葉県版に、記事が載りました。写真付きです。「元復興庁事務次官・岡本全勝さん 中間管理職のあり方アドバイス 「1人で悩まないで」」。竹内支局長との対談形式だったのですが、写真や記事では講演になっています。

・・・毎日新聞企業人大学が22日、千葉市美浜区の「ホテル ザ・マンハッタン」であり、元復興庁事務次官の岡本全勝さん(70)が中間管理職のあり方などを講演した。職場の悩みやトラブルについて「1人で悩まないで」と呼びかけた。
岡本さんは、職場の悩みの大半が人間関係だとして、「誰かに話すことで気が楽になったり、他の人の知恵を借りたりできる」と助言。また難しい部下がいるときは人事課に相談し、組織として対応していく必要があるとの考えを示した。
一方、自分が平職員で精神的につらかった頃、直接の上司には弱みを見せたくなく、別の課の課長補佐と飲みに行ったことで持ち直した経験を披露した・・・

講演、今月は8回

今日7月25日は、市町村アカデミーの市町村長セミナーで、講演しました。
予定していた講師が都合悪くなり、その一部を穴埋めするため、急遽の登壇です。昨日午後に、担当教授から依頼があり、話す内容を考えました。その骨子に沿って、ふだん使っている投影資料からいくつか集め、数枚を新しく作って間に合わせました。

今月は、講義と講演がたくさんありました。数えてみると今日を入れると8回です。集中するときは集中しますね。
7月1日、ベトナム政府幹部研修@政策研究大学院
7月2日、目標設定と職場のマネジメント講義@市町村アカデミー
7月3日、人事院初任研修@入間市人事院研修所
7月7日、管理職に求められる技能@市町村アカデミー
7月11日、都庁幹部職員研修@東京都
7月22日、毎日新聞企業人大学@幕張
7月23日、JICAイエメン政府幹部研修@横浜
7月25日、市町村長特別セミナー@市町村アカデミー

講義・講演は、1か月前が忙しいのです。骨子や配付資料、投影資料を作って提出しなければならないので。道理で、6月は講義が少なかったのに、忙しかったです。
そのほかに、研究者の聞き書き(オーラルヒストリー)が1回、新聞記者の長時間の取材が1回あります。

イエメン国研修

今日7月23日は、国際協力機構の「イエメン国研修 復興計画策定能力向上」の講師に、横浜まで行ってきました。
近年、毎年呼んでもらっています。国際協力機構の同種の支援(発展途上国の能力向上、特に戦後復興)はいくつかあり、その一つです。
イエメンは、内戦が続いていて、膠着状態のようです。これが収まらないと、戦後復興は本格的には開始できません。

写真と図を使った説明は、よく理解してもらえたようです。アラビア語への通訳は、まったく理解できません。その前に、私の資料がアラビア語に訳されているのですが、数字以外は理解できず。
たくさん質問が出て、持ち越しになったものも。

毎日新聞企業人大学に登壇

今日7月22日は、千葉市で開かれた毎日新聞企業人大学に登壇しました。
主題は「どうする?悩める中間管理職~学長になった『官邸の怪人』に聞く」です。竹内良和・毎日新聞千葉支局長との対談の形です。

主題は、この講座の参加者の関心を考え、竹内支局長が考えました。
業種や会社は異なっても、職場での悩み、幹部や管理職の悩みはほぼ共通しています。本人にとっては「初めて経験する大変な事態」でも、世間ではありふれた事象の場合が多いのです。そして、仕事で悩んでいるのではなく、人間関係に悩んでいます。私の経験を元に、話しました。若くして管理職になり、管理職としての失敗は、たくさんやってきましたから。事例は豊富です。
皆さん、熱心に聞いてくださいました。

現在の管理職の悩みは、「罰ゲーム」と呼ばれる実態、仕事ができない職員や職場に出てくることができない職員の扱いなどのようです。簡単な答えがない課題ですが、私が考えている方向性をお話ししました。
かつて変わらないと考えられていた、男女共同参画や転職などが進みました。同じように、職場のこれらの問題も、順次解決に向かうと思います。そうしないと、社員や職員が転職していきますから。