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追悼、安倍元総理

2022年7月9日   岡本全勝

安倍元総理が襲撃され、お亡くなりになりました。
治安の良い日本で、驚くことが起きました。白昼の公共の場でこのようなことが起きるとは。外国ではあっても、日本では起きないと考えていました。

安倍元総理には、私が麻生総理秘書官を勤めていたときや、安倍内閣で復興に携わっていたとき(復興庁、内閣官房参与・福島復興再生総局)に直接ご指導をいただきました。
東日本大震災復興については、官邸や現地で何度も話を聞いてもらい、方向性について了解をもらって事業を進めることができました。総理執務室に入ると、必ず「ご苦労さん」と言いながら、席に座ることを勧めてくださいました。私は、何が進んでいないか、どのようしたら進むかを説明しました。総理が忙しいことは秘書官を経験していて分かっていたので、できるだけ簡単な資料で説明しました。その度に「わかった、その方向でやってよ」との言葉をもらうことができました。与党の復興加速化本部からの提言を受けてもらい、前例のないことや官僚では決定できないことを、総理指示の形で出してもらいました。「安倍総理在任中の業績、震災復興」「安倍総理からのねぎらい

官僚は、総理にはうまく行っていることを説明するのが「通常」でしょう。私だって良い話をして、総理に喜んでもらいたいのですが。私の役割はうまく進んでいないか所を報告し、それを解決する方法と方向について了解を得て、関係機関を動かすことでした。官僚にとって、うまく行っていないことや嫌な話を聞いてくださる総理は、とてもありがたいものです。

1年に4回(福島2回、岩手、宮城)現地に入ることを、通例としてもらいました。合計43回です。復興が進んでいるか所とともに、進んでいないか所も見ていただきました。総理が現地に入ると、被災者や復興関係者はとても喜び、元気が出ました。
政権復帰直後に福島を視察された際に、政府の原発事故対応が不十分であること、関係機関がばらばらで全体の統一を取る仕組みがないことに気づかれ、「次官級を現地に置く」と指示されました。それが、後に私も勤めることになった福島復興再生総局事務局長の職です。

ある日の岩手県沿岸視察の帰り道、途中休憩の売店で私がソフトクリームを買おうとしていたら、「全勝さん、何買うの?」と声がかかりました。「総理、疲れた帰り道では、ここのソフトクリームおいしいんですわ」と答えると、「じゃあ、僕の分も買ってよ」とのこと。「了解です。しかし総理、この周囲にいるみんなも欲しがってますよ」と申し上げると、笑いながら「分かったよ」と財布を出してくださいました。とたんに、その周辺にいたたくさんの職員たちが、売り場の前に並びました。で、総理と私の分だけでなく、たくさんの人数分の代金を払ってもらいました。みんな「総理にソフトクリームをおごってもらった」と大喜びしました。
ご冥福をお祈りします。

もう7月

2022年7月1日   岡本全勝

なんと、もう6月が終わってしまいました。年の半分が過ぎたということです。みなさんは、計画した仕事は進みましたか。多くの職場は4月始まりですから、まだ3か月しか経っていないとも言えますが、もう3か月も経ったのですよ。
毎週末には、「もう1週間が経ったのか」と嘆いているのですが、あっという間に3か月ですね。

私の方は、本業は副学長以下が頑張ってくれて、対面授業を再開し、新しい研修にも取り組んでくれています。私の講師としての出番もつくってくれています。これについては、昨日書いたとおり、反省し向上を目指しています「講義は難しい」。
副業の講義と講演は盛況で、アカデミーを含め7月は5回出番があります。講演資料は作ったので、一安心。
連載「公共を創る」は、5月の連休時点では原稿を書きため貯金を持っていたのですが、すぐに底をつき、6月に入って自転車操業でした。右筆の頑張りのおかげで、3回の締め切りを守ることができました。コメントライナー寄稿も順調にこなしました。締め切りに追われる生活は、余裕がなくなり、よくありませんね。

「ナツツバキがきれいです」と言っているうちに、アサガオの種をまくのが遅れ、先週末に孫と一緒に植えました。すぐに、たくさんの芽が出ています。朝晩に、キョーコさんと分担して水やりをしています。
6月は猛暑が続き、一足先に夏になっています。この暑さ、今年の夏はどうなるのでしょうか。心配です。

暑い東京

2022年6月26日   岡本全勝

25日土曜日、26日日曜日の東京は、とても暑かったです。最低気温が25度、最高気温が35度を超えました。風が強かったのですが湿度も高く、生暖かい風で涼しくなりませんでした。
皆さんのところは、どうでしたか。40度を超えたところもあったとか。まだ6月なのですが。

今年初めて、冷房を入れました。切羽詰まった連載原稿執筆やオンライン会議で、書斎にこもる必要があったのです。冷たいシャワーも、気持ちよかったです。

外出時は人混みでない限り、マスクを外しています。とてもじゃないけど、常時マスクをしていられません。
肝冷斎は、炎天下の野球観戦に行ったようです。熱射病で倒れていないかなあ。

よい単語を探す

2022年6月23日   岡本全勝

このホームページを書いたり、原稿を書いたりするときに、良い単語が浮かばなくて難儀することがあります。

例えば読んだ本を紹介する際に、「面白い」とか「興味深い」と書きたくなるのですが、これでは紹介になりませんよね。漫画のように笑えるのか、小説のように引き込まれるのか、学術論文のように分析が鋭いのか。
「面白い」という表現は、話し言葉ではよく使います。分かりやすいのですが、多義的で、思っていることが正確に伝わらないのです。他に適切な言葉がないか知恵を絞り、なかなか出てこなくて、自分の語彙の貧弱さを嘆きます。
学者や小説家、記者さんたちも、毎日、私と同じように悩んでいるのでしょうね。そこに、力量が表れるのでしょう。

この文脈とは少し異なりますが、「環境」もよく使いつつ、多義的なので困ります。「環境」と聞くと、環境省に代表されるような自然環境を思い浮かべます。しかし、それに限らず、仕事をする条件(労働環境)、住居のある空間(住環境)などのように、取り巻く条件やおかれた空間を指し示す場合もあります。これは日本語に限らず、英語にあっても、一つの単語がたくさんの意味を持つ場合があります。
ところで、「自由」は、日本古来では勝手気ままを意味し、西洋語を翻訳する際に拘束を受けず自らの責任で行動する意味を持たせたようです。

いろいろお呼びがかかります

2022年6月21日   岡本全勝

今日は、サントリーみらいチャレンジプログラムの審査のために、福島市に行ってきました。
ありがたいことに、いろんな所からお呼びがかかります。最近では、6月10日は立命館大学で講義、13日は福島市で福島県の催し物、14日は神戸防災技術者の会で講演のため神戸市へ。17日は新聞社の取材が2件。明日は、ある会社で幹部研修の講師を務めます。
そのほか、相談に乗るために面談が3件。私に「話を聞いてもらったら安心しました」というようなことなのですが。それも含めて、昼と夜の意見交換会が続きます。

問題はまとまった時間が取れないので、連載原稿の執筆が進まないことです。右筆の多大なる協力を得て、7月14日までゲラになっています。ところが、その次の分の執筆が進んでいないのです。新幹線中や、早起きして、頑張りますわ。