カテゴリーアーカイブ:人生の達人

予定と振り返り

2022年12月26日   岡本全勝

手帳と日記帳はよく似ていますが、手帳は予定を書くもので、日記は終わったことを書きます。
多くの人は手帳を持っていても、日記帳をつけていることは少ないのではないでしょうか。手帳には予定を書き込み、しばしば確認しますが、過ぎたことを振り返ることはあまりしませんよね。

毎日忙しい生活をしていると、充実はしているのですが、記憶に残らない時間が過ぎていきます。仕事などの経験や失敗は、そのつど記憶に残るのですが、人生とその意味は自分で考えないと、何も残さずに過ぎてしまいます。
予定を手帳に書くことは時間を埋めることであっても、その意味は書かれません。日記帳に出来事を書いただけでは、同じです。ただし日記帳は、出来事とともに考えたことを書くと、振り返ることができます。歴史学で年表を見ても、その時代の出来事はわかっても、その時代の意味が読めないことと同じです。「年代記と歴史学との違い

「酔生夢死」という言葉を、中学で先生に教えてもらいました。社会人になってから、自分の人生、生活に意義を見いだそうと考えてきました。
時には生活を振り返って、自分の暮らしに「意義」を見いだしたいものです。仕事、家族、趣味、勉強、小さな親切や人の役に立ったこと・・・。
毎日行うことは無理です。1年は、ちょうどよい区切りです。今年は何をしたか、年末はそれを振り返る良い機会です。そう思って、このホームページでは、年末に3回に分けて我が一年を振り返っています。そんなにたいしたことはやっていないのですが、「今年はこんな年だった」と思うことに価値があると思います。

美人にキスしながら 安全運転ができる人間は、 キスに十分集中していない

2022年12月23日   岡本全勝

「美人にキスしながら 安全運転ができる人間は、 キスに十分集中していない」という言葉を思い出しました。アインシュタインの言葉だそうですが、出典は明確ではないようです。私のホームページを検索したら、この話は「同時に2つのことはできない」で書いていました。
この言葉は、「二兎を追う者は一兎をも得ず」という格言より、情景を思い浮かべながら、頭に入ります。もっとも私は自動車を運転しないので、このような状況にはなり得ないのですが。

私は、音楽を聴きながら勉強することができません。人間の頭は、同時に二つのことを考えることができないように、できているようです。
例えば、同時に二人の人の話を聞いて理解することはできません。あなたはできますか?
そして、気が散る場所では、難しい本も読めません。勉強にしろ仕事にしろ、難しいことを考えるには、一つのことに集中すること、その環境をつくることが必要です。また、勉強や仕事以外に難しい問題を抱えていると、頭がそちらの方に向かって、今の課題に集中できないこともあります。
集中力、その1。邪魔する要素、外部要因

「勉強ができる」と「賢い」の違い

2022年12月21日   岡本全勝

子どもの頃に、近所のおばさんたちが、「あの人は、学があるんだけどねえ・・」とか「あの人は、学校は出ていないけど賢いわ」と言っていることがありました。「賢い人は黙っている」とか「黙っていたら分からないのにねえ」とも言っていました。
子どもの頃は、勉強ができる人が賢い人だと思っていましたが、社会に出てから、なるほどという場面に出会いました。

学歴の高い職員で仕事ができない人、周囲から浮いてしまう人です。仕事ができないのは、いつまでに何をするかを理解できないのです。浮いてしまう人は、自分の発言が相手にどのように受け取られるかを考えずに発言する人、(たとえ正しい内容であっても)時と場所をわきまえずに発言する人です。私も反省しなければなりません。

このようなこと、世の中を渡っていく知恵(知識でなく知恵です)を、どのようにしたら、若い人に伝えることができるのでしょうか。

小学校は楽しい

2022年12月11日   岡本全勝

知り合いの娘さんの小学生が、毎朝、校門が開く前に登校しています。
お母さんが「そんなに学校が楽しいの?」と聞くと、友達と遊ぶのが楽しいのだそうです。もう一つ、給食が楽しみで、お代わりもしているようです。
「勉強が楽しい」とは言わないのかな。

私の学校時代を思い出しても、友達と遊んだ時間、登下校の語らい、給食の時間は楽しかったです。私は、そんなに早く登校しませんでしたが。
学校は、勉強だけをする場所ではないですよね。コロナ禍で登校できないことは、とても悲しいことです。
職場も同じだと思います。在宅勤務はつまらないですよね。あなたはどうですか。

鳴かぬならその気にさせようほととぎす

2022年12月8日   岡本全勝

「鳴かぬなら 殺してしまえ ほととぎす」「鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ほととぎす」「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ほととぎす」は、それぞれ織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の句、人柄を表したものとして有名です。もっとも出典は明らかではなく、後世の人がつくったのでしょう。それにしても、よくできた話です。

これを、現在の管理職に当てはめてみましょう。職員を動かし、仕事を仕上げる場合にです。
「殺してしまえ」は、通用しません。「鳴くまでまとう」も、期限が決められている業務には当てはまりません。ただし、家康はただ待っていただけではなく、さまざまな仕掛けをして、時期を待っていたのですが。
「鳴かせて見せよう」は、頼もしい発言です。相手が物なら、この言葉も効果があるのですが。相手が部下なら、なかなか思うようには動いてくれないのですよね。

どうしたら、職員にやる気になってもらえるか。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」は、山本五十六元帥の名文句です。
すると、私流に変えると「鳴かぬなら その気にさせよう ほととぎす」です。そのコツは、明確な指示を出すことと、褒めることです。