日経新聞読書欄「今を読み解く」、2月14日は「国産ジェット、高い潜在力」でした。エンジンを主翼の上に付けた、常識を破った形で有名なホンダジェット。その開発リーダーである藤野道格さんについて。
・・・ジェットエンジンは最後はGEとの合弁になったが、基本設計はホンダが開発した。機体とエンジンの両方を開発する競合企業はない。ホンダの強みは、これも含めて、統合的な開発力である。欧米企業は技術者の役割分担が細かく、航空機全体から考える力が弱い。革新的な「自然層流翼」技術も、翼型と機体全体を別々に設計すると発想できなかったと藤野はいう。この強みは日本の自動車産業の強みとも共通している。
藤野は調整重視ではなく、自分が考え抜き強力にけん引する。航空機では、映画「風立ちぬ」のモデル、零戦の堀越二郎やボーイング747のジョー・サッターのような強力なリーダー「主任設計者」が不可欠である・・・
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変わり続けよ、自分で考えよ
朝日新聞2月3日スポーツ欄、「日本代表前HC・エディ氏が語る勝利の条件」から。
・・・こんな言葉があります。「同じことを繰り返しながら、違う結果を求めるのは、狂気の沙汰だ」
成長するためには、何かを変えないといけない。私が日本代表を指揮していたとき、選手が安住していた環境をぶっ壊し、彼らを極限まで追い込み続けました。日本人は、従順であるように教育されている。だから、全てをひっくり返す必要があったんです。
(五郎丸が自立)
彼らが自立性を持ち、自己主張するように促しました。田中史朗は当初、最も主張する選手の一人でした。間違っていたとしても、自分の考えを伝えてくる。そんな姿勢が好きでした。田中の存在が周りに勇気を与え、ほかの選手を成長させた。
W杯を終えたとき、自立性という意味では、彼を上回る選手もいた。五郎丸歩は、最初の頃のミーティングでは下を向き、誰とも目を合わせようとしなかった。だが、最後の頃は、始まる2秒前に部屋に来ながら、臆せず一番前に座り、質問していた。これらが変化の好例です。
(自分で考える)
昨年のW杯で、日本が成し遂げたことは世界を驚かせました。しかし、過去の結果が、将来も成功できる保証にはならない。日本は変わり続け、前進し続けなければいけない。今後もまた、新しいスタイルを作らないといけないのです。
「偉大な選手になりたい」。日本の若い人には、その決意を強く持って欲しい。そのためには、コーチからの指示をきちんとこなし、その上で、進化する道筋を自ら考え、実践することが必要です。
コーチからやれ、と教えられることは最低限のこと。プロテニスの(元世界ランキング1位)ロジャー・フェデラーに細かなことまで言うコーチはいない。基本こそ学ぶが、そこから自らの考えでショットを磨いていったのでしょう。自分で考えてやる。その意識を日本の選手も持って欲しいと思っています・・・
職場のストレスチェック
職場でのストレスチェックが、昨年12月から義務化されています。復興庁でも、毎年、職員のストレスチェックをしています。今年も、実施中です。厚労省のホームページに、5分でできる「ストレスセルフチェック」が載っています。一度お試しください。私も、職場とこの厚労省のと、両方をやってみました。
さて、管理職の私からすると、私自身のチェック結果より、職員たちの方が気になります。そして、このチェック項目が参考になります。ストレスの原因として、次のような因子が上がっています。
心理的な仕事の負担(量と質)、仕事のコントロール度、職場環境によるストレス、職場の対人関係でのストレス。
そして、それを緩和する因子として、上司からのサポート、同僚からのサポートなどが上がっています。
すなわち、部下を持った皆さんには、この原因となる要因と緩和する要因を頭に入れて、職場作りをしてもらいたいのです。さらに言うと、あなたが部下のストレスの原因になっていないか、自戒してください。もっとも、自分の欠点は、自分ではわからないものです。私も反省します。ハイ。
経験の有無、視野の広さ
1月11日の朝日新聞「戦傷医療構築、急ぐ自衛隊 演習で未熟さ露呈、改善迫った米軍」から。
・・・埼玉県の朝霞駐屯地で約1年前にあった陸上自衛隊と米陸軍の共同図上演習の最終日。正午前、すでに戦闘終了を告げる放送が流れていた。ところが同席した隊員によると、医療衛生部門では米軍が緊急会議を開き、日米の幹部たちが天幕内の会議室でこんなやりとりを交わしたという。
米軍 「これから戦後の復興支援活動を始める。日本側の計画は?」
自衛隊 「それは何でしょうか。計画の用意はありません」
会議室には米側の計画だけがスライドで映し出されていた。戦争で荒廃した地域では、民間医療が機能を回復するまで軍隊が民間を支援するのが常識だ。しかし陸自の衛生幹部は戦闘員の治療だけが任務だと思い込んでおり、後片付けを始める気の早い隊員もいた・・・
思い通りにならない日は・・・
NHK朝の連続ドラマ「あさが来た」の評判がよいようです。私は、朝の放送は見ることができないので、というかドラマは見ないのですが、たまにお昼休みに再放送を見ます。元気が出る内容ですね。主題歌も、メロディーと歌詞が、親しみやすいです。中でも「思い通りにならない日は、あした頑張ろう」(私にはそう聞こえます)という歌詞は、前向きでよいですね。くよくよせずに、前を向いていきましょう。
ところが、仕事場では、そうもいかないことも多く。「今日中に頑張ろう」という場合もあります。つまらない愚痴で、すみません。