7月2日の日経新聞経済教室「参院選で何を問うのか」は、砂原庸介・神戸大学教授の「将来を巡る対立軸 意識せよ」でした。
ヨーロッパでは生活保障と社会的投資が対立軸になっていることを紹介し、それとの対比で、日本では中長期的な政策、社会保障と国民負担、そして経済発展をどのように持って行くのかといった議論が少ないことを指摘しておられます。
また、経済活動支える「新しい中間階級」が不在であることを指摘しています。
もっとも、これは私の関心からの要約なので、砂原教授の補足説明をお読みください。
7月2日の日経新聞経済教室「参院選で何を問うのか」は、砂原庸介・神戸大学教授の「将来を巡る対立軸 意識せよ」でした。
ヨーロッパでは生活保障と社会的投資が対立軸になっていることを紹介し、それとの対比で、日本では中長期的な政策、社会保障と国民負担、そして経済発展をどのように持って行くのかといった議論が少ないことを指摘しておられます。
また、経済活動支える「新しい中間階級」が不在であることを指摘しています。
もっとも、これは私の関心からの要約なので、砂原教授の補足説明をお読みください。
7月1日の日経新聞教育面「学びや発」は、「姿勢を正しく 叱らず、メリット伝える」でした。
・・・若手のA教諭から相談を受けた。授業中の子供の姿勢が悪いと管理職に指摘され、悩んでいるそうだ。「厳しく指導しても、なかなか姿勢がよくなりません」と言う。
「厳しい指導は行動をストップさせる効果はあるが、よい状態を持続させる力はないですよ」と私。「じゃあ、どうすればいいんですか」といら立ち気味のA教諭に「姿勢を正しくすることのメリットを伝えるといい」と過去の経験を伝えた・・・
叱るより褒める方が効果があることが、実例入りで説明されています。続きをお読みください。
『明るい公務員講座 管理職のオキテ』でお教えしたとおりです。
6月30日の朝日新聞「未来からの挑戦」は、「AIの目、忍び寄る監視社会」でした。
・・・画像処理を得意とする人工知能(AI)が登場し、街中の監視カメラで瞬時に個人を識別して追跡もできるようになる。治安向上に役立つ一方で、「監視社会」の不安が人々の身の回りに忍び寄る・・・
記事には、次のようなことが書かれています。
6万人のコンサート会場で、1人を見つけ出すこと。中国では警察が全国に張り巡らせた監視カメラが2千万台、それ以外を合わせると2億台ものカメラがある。中国の警察官がかけている特殊なめがねは、登録した人の顔が見えると、それを表示する・・・。
街中の監視カメラで、私たちの顔が撮られていることは既に「常識」です。駅や新幹線の中は、カメラがどこにあるか、よく分かります。そこで、顔が撮られているはずです。
さらに、鉄道の改札でスイカ(イコカなど交通系ICカード)を使うと、どこに移動したかも、把握されます。クレジットカードを使うと、どこで何を買ったかも、把握されます。インターネットで何を見たか、電子メールでどのようなやりとりをしたかも。
秘密も何も、あったものではありません。
把握されるのが嫌なら、クレジットカードやスイカを使わないようにしなければなりません。犯罪がらみは、現金で決済しているのでしょうね。さらに、監視カメラなどに中国製品が使われていると、データは北京に送られているという説もあります。
私は駅を通る際に、監視カメラ(たいがいエスカレーターの上にあります)に向かって、顔が映るようにしています。何か事故に巻き込まれたときに、「ここまでは歩いていた」と分かるようにです。
6月29日の福島民報が1面トップで、原発被災地で米の作付け面積が大幅に増えることを伝えていました。「今年産米作付け964ヘクタール 12市町村の旧避難区域」
・・・東京電力福島第一原発事故で十二市町村に設定された旧避難区域などの2019年産米の作付面積は計約964ヘクタールで、昨年より約176ヘクタール(約22%)増える見通しになった。農地集積が進む楢葉町、農業法人が進出した浪江町では昨年の三倍以上となる。住民の帰還などに伴い生産者数が増えた市町村がある一方、一部では高齢化による担い手不足が顕在化している。各市町村は農家確保や荒廃を防ぐための農地集積に力を入れる・・・
楢葉町では、町が農地の利活用に関する農家の意向調査を実施した上で、農地を貸し出す意向を示した農家と営農希望者を仲介しました。JA福島さくらと連携して集積を進めた結果、営農面積が大きく伸びました。
浪江町では、仙台市に本社がある農業生産法人が大規模な作付けを始めたほか、各地区の農家が営農再開計画に基づき栽培に乗り出した成果、とのことです。
大熊町や双葉町でも営農再開に向けて、町役場が積極的に乗り出しています。
他方で、高齢化による担い手不足が、問題になっています。
6月28日の朝日新聞オピニオン欄「キャッシュレスより現金払いの方がよくない?」から。
「単身赴任をきっかけに、飲食費をクレジットカードで払う機会が増えました。しかしつい使いすぎ妻からは大目玉。現金払いに戻したところ、支出が減りました。日本は海外に比べ「現金主義」が強いと言われます。政府は消費増税を機にキャッシュレス化を進めようとしていますが、やっぱり現金の方がよくないですか」という記者の問に。
中川宏道・名城大学准教授の回答です。
・・・なかなか手に入らないバスケットボールの試合チケットのオークションで、クレジットカード払いの人は、現金払いの人に比べ、平均約2倍高い価格で入札していた――。マサチューセッツ工科大の研究者によるこんな実験結果があります。
なぜこうなるのでしょう。クレジットカード払いだと、銀行口座から引き落とされるのは通常1カ月以上先で、「支払いの痛み」を感じにくいからです。現金払いは、財布を取り出し、お金を数え、店員に渡すので、お金が減ることを実感します。様々な研究で「支払いの痛みは、支払時の作業量に比例して増す」ことが分かっています。
クレジットカードは現金払いに比べ作業量は少ないし、目の前で現金が出ていかないため、支払いの実感が低くなります・・・
我が身を省みて、納得し、反省します。