今日は、大和郡山市に行ってきました。市川喜崇同志社大学教授の基調講演のあと、上田清大和郡山市長、関義清明日香村長とのパネルディスカッションでした。
寒い中、100人を超える参加者が、近畿各地から集まってくださいました。休みの日に私費で参加するのは、本物ですよね。ありがたいことです。実は、上田市長は高校の先輩、関村長は私の生まれた町内という「身内」でした。
今日は、大和郡山市に行ってきました。市川喜崇同志社大学教授の基調講演のあと、上田清大和郡山市長、関義清明日香村長とのパネルディスカッションでした。
寒い中、100人を超える参加者が、近畿各地から集まってくださいました。休みの日に私費で参加するのは、本物ですよね。ありがたいことです。実は、上田市長は高校の先輩、関村長は私の生まれた町内という「身内」でした。
「新地方自治入門」が、増刷されることになりました。初版の4000部が売れたということです。養老孟司先生の「バカの壁」は200万部を超えているそうです。えらい違いです。それでも、うれしいですねえ。
1月11日付のN新聞読書欄で、ある本について、次のような書評が載っていました。「W大学教授の著者は、××省××局長時代に××処理に取り組んだ・・。(この本に書いてある)『円高は予想以上の効果を及ぼし日本経済は自壊した』といったセリフは、現役時代には決して漏らせなかっただろう・・・」
ふーん。そうなんだ。この書評が正しいのなら、官僚は現役時代には真実(あるいは、書評で取り上げられるほど重大なこと)を、しゃべってはいけないんだ。少なくとも、書評を書いた人はそう思っているらしい。ということは、この新聞社が書く「官僚の発言」はすべては真実ではないと、思わなければならないのか(でも、このセリフって、そんなに「漏らせない」内容かなあ)。
そんな官僚に仕事を任せている国民は、不幸せですね。そんな新聞を読まされる国民も、不幸せですね。私も、この本が単なる回顧談なら、この評価もなるほどと思います。もっとも、それなら新聞の書評の、しかも第1には取り上げられないでしょう。この書評を書いた記者が、この記述に感激したか、著者に恩義があるのですかね。
このような書評を書かれて、著者はどう思っておられるのでしょうか。後輩に、「現役時代には、真実はしゃべるな。大学教授になるまで取っておけ」ということでしょうか。