投稿者アーカイブ:岡本全勝

川内村のコンビニ開店

2012年12月10日   岡本全勝

コンビニのファミリーマートが、川内村に出店してくださいました。このホームページでも書いているように、商業サービスが再開されないと、村に帰っても暮らしていけません。残念ながら、村の商店はまだ再開していません。住民が少ないと経営が成り立たないので店を開かない、店が開かないと住民が戻らないという、悪循環になります。
ファミマは、食品なども置いて、ミニスーパーマーケットの役割もしてくださるそうです。
村長以下、村役場が率先して帰還準備を進め、民間企業も応援してくださっています。頭が下がります。
ファミマは、南相馬市の避難解除準備区域などでも、移動コンビニを開くなど、応援をしてくださっています。ありがとうございます。

葛尾村の住宅建設

2012年12月10日   岡本全勝

今日は午後から、福島県葛尾村役場まで行ってきました。村役場は、三春町に引っ越しています。村内には、当分帰ることができない地域と、そうでない地域があります。そこで、村内に公営住宅を造るとともに、しばらく帰ることのできない村民のために、村外にも公営住宅を造ります。
人口千人あまりの村役場では、大変な事業です。村と受け入れてくださる町と、県と国とで協議して、事業を進めます。その大きな方向性を、打ち合わせてきました。
東北新幹線は、那須高原から雪景色でした。仮設住宅は、防寒対策をしましたが、寒いと思います。早く自宅に帰ることができるように、あるいは公営住宅に入ってもらえるように、急いで進めます。

穏やかな冬の日

2012年12月9日   岡本全勝

東京は、寒いですが、穏やかな週末でした。日本海側では、大雪のようです。
先日ほぼ書き上げた原稿に、関係者からいくつも意見をもらったので、加筆をしました。独りよがりで間違っていた部分や、私が忘れていた視点、さらには私の意図とは違って伝わる(文章表現がまずい)か所など、結構手間取りました。分量が限られているので、指摘を加えるためには、どこかを削る必要があります。いったん完成した文章に手を入れるのは、労力が必要です。それやこれやで、年賀状はあまり進まず。反省。

思い出の本、原書講読

2012年12月8日   岡本全勝

大学3年生の時(1975年)に、政治学の岡義達先生のゼミに入れてもらいました。春学期は英語の本を読んで、分担して発表し、秋学期はそれぞれ論文(というほどでもないのでレポート)を書いて発表しました。

原書は、Enid Welsford著『The Fool: His Social and Literary History』(1935年、London)、道化の歴史について書かれたものです。先生からコピーを渡され、300ページを越える英文を、辞書を片手に格闘しました。毎週月曜日に、要約を(日本語で)原稿用紙に書いて提出し、翌日のゼミで先生の朱が入って返ってきます。毎週土曜と日曜は、半泣きになりながら徹夜状態でした。
1935年のケンブリッジ大学の英語は、内容が古今東西の道化の歴史でもあり、フランス語とラテン語がやたらと出てきます。漢文がふんだんに引用される日本の古い本を想像してください。フランス語は第2外国語だったので、まだ何となくわかります。ラテン語は仕方がないので、羅和辞典を買って、前後の文章から類推しました。
20歳の時の思い出です。そのときに使ったコピーの本は、粗末な紙に印刷されたものですが、捨てるに忍びなく、まだ持っています。
1979年には、内藤健二さんの翻訳が、晶文社から出版されました。著者のウエルズフォードさんが、女性だということを、そこで知りました。

この夏に、ふと思い立って、アマゾン(イギリス)で検索してみたら、古本がいくつか出ていました。1980年代に増し刷りされたものでも、結構高い値段がついています。その中に、「書き込みがあるが、それほど高くない」ものがありました。注文したら、1週間ほどで届きました。
便利なものですね。ロンドンで古本屋を探し回って見つけるといったことは、しなかったでしょう。それが、日本にいて、インターネットで楽々できるのです。支払いもクレジットカードですし。
届いた本は、さすがに古色蒼然としています。1935年の初版本なので、80年近く前の本です。表紙裏に、インクで署名があります。なんとそれが著者の署名で、「Feb.6 1956」と添えてあります。縁あって、東京まで来たのです。
暇になったらこつこつと読んでみようかと、本棚に飾ってあります。いつのことやら。「思い出の本、その2。岡先生「政治」」に続く。

避難の呼びかけ

2012年12月7日   岡本全勝

今日7日の夕方、東日本で大きな揺れがありました。東京では震度4だったそうです。私の職場では、最初の揺れから本格的な揺れまで時間があり、さらに大きく揺れたので、「これは、東北でかなり大きな地震があったな」と思いました。
テレビをつけ、インターネットで情報を集めました。といっても、ネットはつながりにくかったです。
NHKテレビのアナウンサーの語りが、印象的でした。落ち着いた声で、しかし力のこもった声でした。「津波の恐れがあります。高台に逃げてください。東日本大震災を思い出してください」。なんと説得力のある言葉かと、感動しました。
大きな被害がなくて、良かったです。